キッチンが使いにくい
適当につっこんじゃうから、ぐちゃぐちゃなのよね
このように感じている人に向けた内容です
ついのすみかづくり(@tsuinosumika15)
整理収納アドバイザーの akemiです
キッチンは動線を考えながら片付けると
使いやすくなります
必要なモノが必要な場所にある
キッチンの片付け方をご紹介します
キッチンの整理収納
お片付け難易度
キッチンを片付けることで得られるメリット
- 収納スペースに対してモノを持ちすぎていることに気づく
- 動線を考えて分類し、収納することで家事が楽になる
- 食材の無駄が無くなる
キッチンは、アイテム数が多いので
より一層
- モノと向き合い
- 分類
- 収納
していく必要があり、難易度は上がります
と言っても、難しく考える必要はなく
ごくごくシンプルに、毎日の料理をストレス無く作る場所にしていきます
整理収納の手順
全部出す
恐れず、全部出しましょう
かなりの量になると思います
全部出すことで
使っていないモノが必ず掘り出されます
棚の奥、引き出しの奥に押し込められた
過去の産物を発掘しましょう
出しながら
- 使っている
- 使っていない
- 今は使っていないけど、処分するには迷う
に分けておくと、次の分類が楽になります
アイテムが多いので、同時進行でいきましょう
- 使っている と
- 使う(いつか)/使える(まだ)
は、違います
選ぶのは
今現在、気に入って使っているモノです
要不要の判断・分類する
ご家庭によって
キッチンのスタイルが違うので
ゾーン(使う場所)ごとに解説していきます
シンク・コンロ回り
キッチンメーカーによって
収納のスタイルに違いはあっても
水回り、火回り
という基本的な考え方に大差は無いので
比較的考えやすい場所になります
シンク側
- 包丁
何本必要ですか? - まな板
何枚必要ですか? - ボウルとざる
何個必要ですか? - 計量カップ
使いやすいですか? - 洗い桶、水切りかご
必要ですか? など
コンロ側
- フライパン
何個必要ですか? - 鍋
大きさは事足りていますか? - キッチンツール
使いやすいですか?
持ちすぎていませんか? - 調味料
賞味期限切れしていませんか? など
洗い桶と水切りかごの要不要の考え方は
人それぞれ使い方や
性格によっても違ってきます
SNS等の情報を鵜呑みにせず
自分の使い勝手を考えて判断しましょう
ちなみに私には、洗い桶も水切りかごも必要です
洗い桶は出しっぱなしにせず、収納場所を確保してます
▼こちらの記事も参考にしてみて下さい
本当に必要な
- 数(適正量)
- 大きさ
- 使いやすさ
などを、もう一度考え判断しながら
分類していきましょう
食器
- 皿(大皿・中皿・小皿、豆皿・長皿)
持ちすぎていませんか? - 茶碗/汁椀/丼鉢/麺鉢
気に入っていますか? - グラス類/カップ類
数は適量ですか? - カトラリー
必要なモノが揃っていますか? など
欠けたりヒビが入っていて
金継ぎしてまで使わないモノ
カップが割れてソーサーだけ残ったモノは
モノとしての役目は終わった
と考え、処分しましょう
お料理が好き、食器が好きな人は
たくさん持っているかも知れませんね
一方で
キッチンが片付かない原因は
食器の多さだった
というご家庭が多いのも事実です
すべてが愛用品で、使っているなら
きっと暮らしを豊かにするモノなので
手放す必要はありません
でももし
スペース的に余裕が無いのであれば
ストックを持たないようにするなど
他のモノを減らす必要が出てきます
食洗機愛用者なら
入れやすいサイズを意識することで
家事が楽になります
割れていないまだ使えるモノを要らないと判断するのはかなり勇気がいりますが、使いやすさを一番に考えてみて下さい
キッチン家電
- オーブンレンジ
多機能すぎて使いきれてなかったりしませんか? - トースター
パンかすの掃除はしていますか? - 炊飯器
タイマーや保温機能は使っていますか? - ミキサー/ホームベーカリー/ヨーグルトメーカー
どれくらい使っていますか? - ホットプレート
すぐに出せますか? - ウォーターサーバー
ストックの水の置き場所は確保出来ていますか? - お菓子作り道具(ハンドミキサー、焼き型)
前に作ったのはいつですか? など
大きなモノが多いので
出しっぱなしのモノも多いですね
場所が無いからと
箱に入れてしまうと出すのが面倒になって
結局あまり使わないなんてことにも
かと言って
全部出しっぱなしも
掃除が大変になってしまいます
最近は、1つで色々な料理が
ほったらかしで出来る的な家電も人気です
ですが、どんなに便利品でも
モノは使ってこそです
あれば便利なモノは
実は無くても問題ないモノも多い
と感じます
何を持つか、持たないか
- スペースを取ってまで持つべきモノなのか
- 手入れに手間がかからないか
- 自分にとってどれくらいの価値があるモノなのか
と問いながら、見つめ直してみて下さい
食材
- 米
- 乾物
- 嗜好品
- ストック など
1度使っただけで、その後使わないまま
収納の奥で眠っているモノはありませんか?
- 賞味期限は切れていないか
- また使う機会があるか
確認しましょう
ストックの持ちすぎが片付かない原因
の場合も多いです
特売の度に買ったマヨネーズが何本もありませんか?
はい、過去の私はMAX5本もストックしていました(笑)
今使っているモノが
無くなりかけた時に買えば
収納に悩む必要は無くなります
これが
モノの持ち方を意識するということです
その他
- ごみ箱/ごみ袋
- 洗剤
- ふきん
- キッチンシート/ラップ
- 保存容器 など
ごみ箱の指定席をしっかり作ることで
不要なモノが溜まりにくくなります
分別ごとに用意しましょう
キッチンでは、この類の
こまごまとしたモノが本当に多いです
すべてに収納する場所をつくる為に
持つべき量をしっかりと確認しましょう
たくさん持つことで便利な反面
管理する手間やスペースが必要になります
自分にとっての適正量を考えながら
判断していきましょう
▼適正量の考え方についてご紹介しています
掃除する
常にモノが収まっているので、しっかり掃除するいい機会です
- 汚れ防止
- すべり止め効果
があるので
シートを敷くことをおすすめします
↓参考商品↓
シートの間に隙間があると
Gが好む環境を与えてしまうそうです
密着するシートを選びましょう
収納する
モノと向き合い、分類したモノは
必ず使うモノです
動線を考えながら収納場所を決め
収めていきましょう
家事を楽にするコツは
なるべく動かず作業が出来ることです
シンク・コンロ回り
水を使うモノ→シンク下
火を使うモノ→コンロ下
に収めていきましょう
引き出し収納
パナソニック システムキッチン ラクシーナの収納例です
- 炊飯鍋
- 包丁(パン切りを含め3本)
- キッチンばさみ
- まな板2枚
- ボウル&ざる(ステンレス3セットとプラスチック2セット)
- 片手鍋2つ
- 計量カップ
- 洗い桶
- ラップ類
- 食洗機用洗剤
- ごみ袋
- 洗剤類
- タオル(ストック含む)
- ストック類(スポンジ、浄水器カートリッジなど)
水回りで使うモノはこちらに収納することで
水仕事の動作が楽です
適度に収納用品で仕切ることで
使いやすくなります
- フライパン3つ(28cm ステンレス・テフロン、20cm 鉄)
- フタ2つ
- キッチンツール
- 調味料
- 圧力鍋
- 鍋(大・中・小)
- カセットコンロ
- 電気ポット
コンロに出して使うモノは
コンロ側に収納することで
調理中動かなくて済むので楽です
フライパンとフタは
- ファイルボックス
- ブックエンド
を利用して、立てて収納しています
カセットコンロは、土鍋とセットで使うので
グルーピング収納しています
調味料は、汚れてもすぐ拭けるように
無印良品の整理ボックスを利用しています
引き出す度に前後に動くので
横向きに配置しています
棚収納
シンク下ラックを使うことで
奥の空間を有効に利用出来ます
↓参考商品↓
洗面台下でもご紹介している、こちらの商品は奥行40cmタイプの商品です
スチール製で耐荷重が1段5㎏あり、棚板がフラットで引っ掛かりがなく、掃除も楽なのでおすすめです
安価なモノもありますが、耐荷重が無いと棚板がたわんでしまうため、しっかりしたモノを選びましょう
扉の裏も有効活用しましょう
吊るすことで収納の幅が広がります
重ねすぎると、出しにくく、しまいにくくなってしまいます
食器
引き出し収納
基本的に、重ねる場合は2種類まで
且つ7~8割収納が
取り出しやすく、しまいやすい
使いやすい収納になります
棚収納
棚板の上下の間隔が狭いと
奥のモノが取り出しにくくなります
高さ調節が出来る場合は、間隔を広く取り
コの字ラックを入れて空間を区切ると
重ねず取り出しやすくなります
↓参考商品↓
キッチン家電
ホットプレートなど
毎日は使わないけど
しまいこんでしまうと、面倒になるモノには
極力出し入れしやすい場所を見つけましょう
※わが家は、階段下のパントリー内に
エレクターシェルフを入れ
その上に置いています
食材/その他
吊戸棚など、高い位置に収納する場合は
取っ手付き収納ボックスが便利です
↓参考商品↓
わが家は、エビスを使っています
紙ナプキンや割りばし等
細々したモノを収納しています
半透明はラベリングしなくても
見ただけで中に何が入っているか分かるので
楽だと感じています
高い位置に収納するモノは、軽いモノに限ります
パントリーがあるなしに関わらず
食材のストックはなるべく持たない方が
収納に悩まずに済みます
※防災備蓄品は除く
収納場所に悩むなら、まず
ストックの持ち方を見直すべき
だと思います
使っているモノが半分になったら買う
位の暮らし方がちょうどいいのかな
と感じます
ちなみに、開封した米や醤油は冷蔵、粉類は冷凍保存が適しています
収納場所に悩んだ時は
メーカーHPに載っている収納例や
<例>
「パナソニック ラクシーナ 収納」
「リクシル アレスタ 収納」
と、検索すると
お片付け上手な方の使い方が参考になります
▼キッチン関連記事
まとめ
キッチンのお片付け手順
キッチンは、持つモノを厳選しても
収納場所に悩むほどアイテム数が多い場所
悩んだ時は、まず動線を考えてみて下さい
無駄な動きが無くなれば
毎日立つキッチンが
格段に使いやすくなります
必要なモノだけが
使いやすく収納された空間が
いかに快適であるかを実感してみて下さい