悩めるるキッチンに、水切りかごって必要?



場所も取るし、邪魔じゃない?



手入れも面倒よね
こんな風に感じている人に向けた内容です
ついのすみかづくり(@tsuinosumika15)
整理収納アドバイザーの akemiです
インスタなどのSNSや雑誌で紹介される
おしゃれなキッチンには
見かけることの少なくなった水切りかごですが
- 食洗機の容量・使用頻度
 - 洗い物の量
 - キッチンのサイズ など
 
各ご家庭の
キッチン事情により判断することで
家事は楽になります
わが家は、長年の食洗機愛用者ですが
水切りかごも手放していません
「見栄え」と「楽」の両方を求めた
わが家の水切りかごは「ラ バーゼ」
その理由と上手な選び方をご紹介します
水切りかごを使う理由


昔から愛用されてきた水切りかごも
近年では
- 食洗機の普及
 - キッチンの仕様の変化
 
といった理由から
「使わない」という選択をする人が
増えているようです
ただ、食洗機があっても
- 鍋やフライパンなどの調理道具は容量的に入らない
 - 食洗機で洗えない素材 など
 
調理器具を洗うには
フロントオープン型などの大型でなければ
- 少ししか入らない
 - 入れにくい
 - 上手く洗えない
 
と感じることも多く
また
食洗機対応のモノを選ぶ必要があります
食洗機で洗えず、手洗いをするには
洗ったモノを乾かす場所が必要になります
3人家族のわが家の日常は
食器類は、食洗機へ
調理器具は、手洗いをしています
なぜなら
深型の食洗機ですが、容量的に
毎食後、食器と調理器具を洗うよりも
まな板や包丁、フライパンや鍋
ザルやボウルなどは、その都度手洗いし
食器類だけ1日分をまとめて食洗機で洗えば
スムーズに片付くと感じるからです


▼食洗機について解説しています
水切りかごのメリット
- 安定して重ねられる
 - 水切れが良い
 - 自然に乾く
 
水切りかごを
常に置いておくスペースは必要ですが
料理中でも、食後でも
その都度、洗って置いておくことが出来ます
立てても、重ねても安定する上
置いている間に、水が切れるので
拭くときも楽になります
水切りかごの代用品


アイランドやペニンシュラのような
カウンターのないオープンキッチンでは
水切りかごを置くことで
圧迫感や、見た目に生活感が出るため
- タオル
 - スポンジマット
 - 珪藻土マット など
 
必要な時にだけ出して使えるアイテムを
代用品にするケースも多いようです
- 作業スペースが広くなる
 - 食器を溜めなくなる
 - 生活感がなくなる
 
といったメリットがある一方で
一気に片付ける必要があったり
使い終わったあとには
その都度、乾かしたり
最後には、洗う手間が必要になります


水回りは、どんなモノを使ったとしても
なにもしなければ
黒カビやぬめりが発生してしまいます
水切りかごと代用品
それぞれにメリットデメリットがあり
一方のメリットが
他方のデメリットになることも多いので
自分にとって
楽に家事ができる方を選ぶことが
心地いい暮らしにつながります
愛用の水切りかご


わが家が、10年来愛用している
ラバーゼ(la base※)の水切りかごなら
「見栄え」も「楽も」叶うと感じています
※イタリア語で「基本」という意味


選んだ理由は
- ステンレス製であること
 - ワイヤーの重なりが少ないこと
 - 水が溜まらないこと
 
求めたのは、手入れのしやすさです
ステンレス製
【材質】18-8ステンレス鋼
もともとサビにくいステンレスですが
構成物によって価格や特性が異なり
その中でも18-8ステンレスは
丈夫で、耐食性・耐熱性に優れています
| 18-8ステンレス | 18ステンレス | |
|---|---|---|
| JIS規格 | SUS304 | SUS430 | 
| 構成 | 鉄+クロム18%+ニッケル8% | 鉄+クロム18% | 
| サビにくさ | 非常に優れている | 屋外使用ではサビる | 
| 臭い | 水と反応して臭いを分解する | 臭いを分解できない | 
| 強度 | 非常に優れている | 18-8ステンレスより劣る | 
| 見分け方 | 磁石が付かない | 磁石が付く | 
また、しっかりとした重さがあるので
重ねても安定感があります
愛用の調理道具
- フィスラー サーブパン 約1.8kg
 - ハリオ 炊飯鍋 2.8kg
 
もしっかり支えてくれます


▼わが家の愛用品の中でもご紹介しています
ワイヤーの重なりが少ない


シンプルな作りは
底に溶接がないだけではなく
ワイヤーが重なる部分が少ないので
汚れがつきにくく
「水切りかごを拭く」という作業が
苦にならず出来ることで
汚れを溜めることがなくなりました
手をかけることが面倒臭くないから
キレイが持続します
今では、重なり部分の汚れ(黒カビ)を
見ることが無くなりました
水が溜まらない


ななめに傾いていることで
洗い物の水がトレーに溜まらず
シンクに流れ落ちる形状です
表面に
水はじきを良くする塗装がされていますが
永久的ではないので
ぬれたまま放置すると、カルキが付着し
取れにくくなります
しかし
縁に巻き込みがないかたちなので
水切りかご本体同様、拭くことが苦にならず
1日1回、拭くことが習慣になれば
10年経っても水垢は残りません
スペック
3サイズから選べます


水切りかご
重量とちょうどいい高さがあることで
重たい鍋やフライパンを置いても
ひっくり返ることがありません
水切りトレイ
「スリム」と「大」は、シンクに対して
横向きに置くことも可能です
| 小 | スリム | スリム(横置き) | 大 | 大(横置き) | |
|---|---|---|---|---|---|
| メーカー型番 | LB-022 | LB-030 | LB-066 | LB-021 | LB-057 | 
| サイズ | 約320×300×23mm | 約420×265×27mm | 約535×185×25mm | 約420×375×20mm | 約533×272×26mm | 
| 重量 | 約606g | 約680g | 約640g | 約1,025g | 約887g | 
シンク内に収まるタイプも人気です
わが家が使っているのは、小サイズ
実は、寸法を間違えて購入してしまい
足が1本、シンクに乗らない事態に
L字金具を結束バンドでとめて対応しています


スリムサイズに返品交換をしなかったのは
当時から人気商品で、取り寄せだったので
次の入荷まで待てなかったからです
期待通り、ずっと愛用しています
でも、サイズ選びは慎重に
現在販売されている「小」サイズは
ワイヤーの向きが変更されており
大皿も立てられるようになりました


ステンレスポケット
わが家は、基本的に
カトラリー類は食洗機で洗っており
菜箸や包丁なども
ワイヤーから落ちることはないので
ステンレスポケットは使っていません


一般的な水切りかごより高価ですが
機能性が高く、手入れもしやすい
おすすめ出来る商品です
一度買えば
おそらく買い替えることのないモノは
こだわって選べば後悔しません
▼キッチン関連記事


まとめ


水切りかごのある暮らし
時代の流れで、キッチンにも
その時々に流行のスタイルがあります
見た目で気分が上がり
心地よく暮らせるのも事実
「見映え」もそのひとつです
自分にとって心地いい暮らしは
こだわりのモノに囲まれているのかもしれません



















