![](https://tsuinosumikadukuri.com/wp-content/uploads/2022/07/nayameruru1-300x300.png)
最近はドラム式が人気みたいだけど
![](https://tsuinosumikadukuri.com/wp-content/uploads/2022/07/sutemurimi1-300x300.png)
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結局、洗濯機はドラム式と縦型どっちがいいの!?
こんな人に向けた内容です
ついのすみかづくり(@tsuinosumika15)
整理収納アドバイザーの akemiです
令和の現在
時短家電「3種の神器」と呼ばれる
- ロボット掃除機
- 食洗機
- ドラム式洗濯機
結婚して25年目
3人家族の家事を担う主婦の私が
ドラム式洗濯機を選ばない理由があります
- 洗濯にかかる時間
- 仕上がりの満足度
- ランニングコストと本体価格 など
両方使ってみて
比較して納得できるのが
わが家の場合は縦型だと感じたからです
人それぞれ、何を重要視するかで
選ぶ基準は違ってきます
暮らしに合った後悔しない
洗濯機選びのポイントをご紹介します
容量
![洗濯機乾燥画像](https://tsuinosumikadukuri.com/wp-content/uploads/2023/09/8610-washer-dry.jpg)
![洗濯機乾燥画像](https://tsuinosumikadukuri.com/wp-content/uploads/2023/09/8610-washer-dry.jpg)
多くの人が
ドラム式洗濯機に期待するのは
乾燥機能ではないでしょうか
干すという作業がなくなれば
洗濯の手間は大きく減らせます
その乾燥機能を活用するために
注意したいのが
ドラム式洗濯機は
洗濯と乾燥の容量が違う
ということ
現在、ほとんどの製品で
乾燥容量は洗濯容量の
半分か、多くて+1kgです
つまり
洗濯から乾燥までを自動で行うなら
一度に洗える容量は減るということです
さらに言えば
キレイに仕上げるために
洗濯物の量は、容量の最大より
7~8割程度以下が好ましいそう
時短を願う背景に
毎日のたくさんの洗濯物を
少しでも楽にしたいと考えているのなら
ご家庭の1回の洗濯物の量が
洗濯機の容量に見合っているか
を調べる必要があります
わが家が当時使っていたのは
日立の「ビッグドラム」BD-V2
洗濯9kg/ヒーター乾燥7kgタイプ
子供は、幼稚園から小学校高学年の間で
洗濯の量はまとめ洗いでも十分でしたが
乾燥容量が比較的大きなタイプでしたが
それでも、そのまま乾燥までするには
容量が足りないと感じました
また
洗濯物を種別に分けて洗っているなど
洗い方によっては
自動のメリットを感じにくくなります
まとめて自動で完了してこそ
「家事が楽になった」
と感じられるのかも知れません
サイズ
![ドラム式洗濯機2画像](https://tsuinosumikadukuri.com/wp-content/uploads/2023/09/8610-drum-washing-machine2.jpg)
![ドラム式洗濯機2画像](https://tsuinosumikadukuri.com/wp-content/uploads/2023/09/8610-drum-washing-machine2.jpg)
縦型に比べて
ドラム式はサイズが大きい傾向にあります
搬入経路
設置場所までの
搬入経路を確認する必要があります
特に、2階3階など階上に設置する場合
階段やドアの、幅や位置によっては
クレーンによる吊り上げ
買い替えなどの搬出の時にも吊り下げ
といった作業が必要になり費用もかかります
排水口の位置
重量があるため
一度設置すると容易に動かせないので
排水口の位置にも注意が必要です
設置場所が狭い場合や
防水パンの位置によっては
洗濯機の真下に排水口がくることがあります
一見スッキリして見えますが
掃除が出来ません
転勤先がマンションの時が
まさにこの状態で
定期的な高圧洗浄をやってもらえず
次の転勤まで、一度も掃除が出来ませんでした
ホコリが溜まりやすく
ぬめりやカビが発生することも多いので
詰まってしまうと大変です
あらかじめ
かさ上げ台を設置するなどの対策が必要です
扉
ドラム式洗濯機は
購入時、扉の向きが選べますが
付け替えはできないので
引っ越しなどで、使用場所が変わった際
困ることがあります
実際
転勤先では、洗面所が狭くなり
扉の位置も逆になってしまい
とても使いづらかった経験があります
仕上がりの満足度
![シャツのしわ画像](https://tsuinosumikadukuri.com/wp-content/uploads/2023/09/8610-wrinkles.jpg)
![シャツのしわ画像](https://tsuinosumikadukuri.com/wp-content/uploads/2023/09/8610-wrinkles.jpg)
家族3人分の1日の洗濯物を
洗いから乾燥までした時に
気になったのが、衣類のしわでした
タオルは確かに天日干しするより
フカフカになります
下着や靴下などは
まだ許せる範囲だとしても
パジャマやシャツはしわしわで
なんとも残念な仕上がりでした
乾燥後にハンガーに吊るす手間や
アイロンがけが必要なら
せっかくの時短の意味がないと感じます
実は
主人の実家は、クリーニング屋です
業務用の大きさとパワーがあっても
乾燥が終われば、すぐに取り出し
衣類が冷めるまでに
たたんだり吊るしたりし
シャツ類は当然
プレスとアイロンがけをしています
槽が小さく、パワーも弱い
家庭用の洗濯機で
満足のいく仕上がりを望むのは
難しいのかなと感じます
時間
![時間画像](https://tsuinosumikadukuri.com/wp-content/uploads/2023/09/8610-time.jpg)
![時間画像](https://tsuinosumikadukuri.com/wp-content/uploads/2023/09/8610-time.jpg)
昔のドラム式は、少ない水で洗濯する分
洗濯時間が1時間近くかかっていましたが
今は、洗濯槽の動きの工夫や
水流によって、洗浄力が大幅に向上し
時間も大幅に短縮され
ドラム式と縦型に、差はほとんどなく
洗いから脱水まで
約30~35分ほどで完了します
問題は、乾燥にかかる時間でしょう
一般的に
2.5~3時間といわれています
時間が短いモデルで、1時間~2時間程度
一方で、衣類の乾き具合に応じて
運転時間を調整する機種は様々な要因で
いつまで経っても終わらない
といったことにも少なくないようです
ランニングコスト
![光熱費イメージ画像](https://tsuinosumikadukuri.com/wp-content/uploads/2023/09/8610-utility-costs.jpg)
![光熱費イメージ画像](https://tsuinosumikadukuri.com/wp-content/uploads/2023/09/8610-utility-costs.jpg)
水道代
1回の洗濯にかかる水道代は
1リットル=0.24円※で算出した場合
下記の通りになります
※市町村により単価は違います
水量 | 水道代 | |
---|---|---|
縦型(10kgタイプ) | 103L | 24.72円 |
ドラム式(12kgタイプ) | 88L | 21.12円 |
使用する水の量は、容量が大きくても
ドラム式のほうが節水になります
縦型、ドラム式共に
ヒーター式の乾燥時、冷却水を使う場合は
更に水量は増えます
もちろん
洗濯物の量、まわす回数により
水量は変わってきます
▼洗濯にお風呂の残り湯を使わない理由を、こちらの記事でご紹介しています
電気代
1回の洗濯にかかる電気代は
機種による差もありますが
1kwh=27円※で算出した場合
下記の通りです
※市町村により単価は違います
消費電力 | 時間 | 電気代 | |
---|---|---|---|
縦型(10kgタイプ) | 53wh | 30分 | 0.71円 |
ドラム式(12kgタイプ)ヒーター式 | 洗濯 78wh 洗濯~乾燥 1,570wh | 35分 98分 | 1.22円 69.22円 |
ドラム式(12kgタイプ)ヒートポンプ式 | 洗濯68wh 洗濯~乾燥 960wh | 32分 119分 | 0.97円 51.32円 |
1回の使用にかかる電気代の計算式
- 消費電力量:53wh
- 目安時間:30分
- 電気代単価:27円 の場合
53wh÷1,000=0.053kwh
30分=0.5時間
0.053kwh×0.5h×27円=0.7155 【0.71円】
機種によって消費電力と目安時間は違います
ドラム式の乾燥方式には
- ヒーター式
- ヒートポンプ式
があり、洗濯槽内の温度を
ヒーター式は100℃近くまで上げて
ヒートポンプ式は65~70℃の温風で乾かします
節電効果が高いヒートポンプ式
カビ対策には効果的なヒーター式と
それぞれにメリットデメリットがあります
上記の数値は下記の機種を参考にしています
- 日立 BW-X100J
- 日立 BD-STX120H L/R
- パナソニック NA-LX125C L/R
![BW-X100Jスペック画像](https://tsuinosumikadukuri.com/wp-content/uploads/2023/09/8610-BW-X100J.png)
![BW-X100Jスペック画像](https://tsuinosumikadukuri.com/wp-content/uploads/2023/09/8610-BW-X100J.png)
![BD-STX120Hスペック画像](https://tsuinosumikadukuri.com/wp-content/uploads/2023/09/8610-BD-STX120H.png)
![BD-STX120Hスペック画像](https://tsuinosumikadukuri.com/wp-content/uploads/2023/09/8610-BD-STX120H.png)
![NA-LX125CLスペック画像](https://tsuinosumikadukuri.com/wp-content/uploads/2023/09/8610-NA-LX125CL.png)
![NA-LX125CLスペック画像](https://tsuinosumikadukuri.com/wp-content/uploads/2023/09/8610-NA-LX125CL.png)
縦型洗濯機の乾燥機能は
ほとんどがヒーター式で
時間もかかり、電気代が高くなります
乾燥を使わないのであれば
シンプルに洗濯機能だけの商品を
選ぶことをおすすめします
価格
![ドラム式洗濯機3画像](https://tsuinosumikadukuri.com/wp-content/uploads/2023/09/8610-drum-washing-machine3.jpg)
![ドラム式洗濯機3画像](https://tsuinosumikadukuri.com/wp-content/uploads/2023/09/8610-drum-washing-machine3.jpg)
総じてドラム式の方が高価で
スペックが高いほど価格も比例して上がります
縦型とドラム式の寿命に
大きな違いは無いそう
ドラム式の場合、運転回数にすると
約2,500回の耐久性があるので
1日1回の洗濯で
約7年使い続けられる計算になります
また、構造的にななめになっていて
運転時に負荷がかかりやすいため
ドラム式の方が早く寿命を迎えるケースが多いとも
わが家は、7年目に回転の軸が故障し
脱水が出来なくなり
修理に5万円かかると言われたことで
縦型に買い替えました
これらの総合的な要因が
私が期待する洗濯事情に合わないことが
ドラム式洗濯機を選ばない理由です
まとめ
![ドラム式洗濯機4画像](https://tsuinosumikadukuri.com/wp-content/uploads/2023/09/8610-drum-washing-machine4.jpg)
![ドラム式洗濯機4画像](https://tsuinosumikadukuri.com/wp-content/uploads/2023/09/8610-drum-washing-machine4.jpg)
ドラム式洗濯機の注意点
わが家が使っていた15年前と比べれば
性能がよくなり
価格も安くなっています
それでも
洗濯の動線を整えた今の暮らしは
毎日の洗濯も苦にならずに出来ています
一方で、花粉やPM2.5問題を含め
暮らし方によっては、外に洗濯物を
干せない(干さない)人にとって
ドラム式洗濯機は強い味方です
メリットデメリットを知り
暮らしに合った
洗濯機選びの参考にしてみて下さい