
確定申告って面倒くさそう



だから、ふるさと納税も5つまでに抑えてるわ
こんな人に向けた内容です
ついのすみかづくり(@tsuinosumika15)
整理収納アドバイザーの akemiです
会社員は、源泉徴収制度があるため
普段は確定申告の必要はありません
でも、年末調整には適用されない
ふるさと納税の寄付金控除や医療費控除で
税金の還付を受けるためには
申告が必要になります
面倒なイメージがありますが、今は
スマホとマイナンバーカードがあれば
簡単に申告できるようになっています
「確定申告は難しくない」と分かれば
これまで、ふるさと納税で
ワンストップ特例制度を利用していたなら
寄付する自治体の数を気にすることなく
返礼品を選ぶことができ
また、セルフメディケーションなら
医療費控除よりも少額で申請できます
つまずきやすいところを詳しく
e-Taxによる所得税の確定申告をご紹介します
e-Tax確定申告
サラリーマン世帯のわが家は
ふるさと納税をはじめてからは
毎年、確定申告をしています
税務署まで行くのは面倒なので
以前は
パソコンで入力し、プリンターで印刷して
申告書類を郵送していましたが
今は
スマホとマイナンバーカードを使って
e-Tax(国税電子申告・納税システム)で
送信するだけになりました


郵送する必要もなくなり
税務署の窓口へ持ち込みしている人なら
待ち時間もかからず
本当に簡単で、便利になりました
必要なもの
- スマホ
マイナンバーカード読み取り対応機種 - マイナンバーカード
- マイナポータルアプリ
署名用電子証明書のパスワード(英数字6-16桁)本人確認や電子署名に使用
発行時に設定したパスワード(数字4桁)ログインに使用 - 源泉徴収票※
※勤務先がe-Taxに対応していれば不要
マイナンバーカードは取得済みで
マイナンバーカードの読み取りに
対応したスマホがあり
スマホにマイナポータルアプリを
ダウンロードしている状態からの説明です
マイナポータル連携について




マイナポータル連携は
申請者本人のみの証明書だけであれば
入力の手間が不要になり
とても簡単で便利なシステムです
ただ、現状は
正直、まだまだ使いづらく
すんなりいかないことの方が多いです
メリット
下記の証明書が取得できます
- 医療費控除
医療費通知情報 - 寄付金控除(ふるさと納税)
寄付金の受領書/寄付金控除に関する証明書
- 給与
給与所得の源泉徴収票情報
デメリット
- 保険外の治療目的の医療費(インプラントやレーシックなど)や市販薬は反映されない
- 医療機関からデータ反映に時間がかかる
- 領収書と金額が合わない
- 控除の対象となる家族分は、別で連携が必要
- 「寄付金控除に関する証明書」(xml形式)の発行に対応していないサイトがある
<例>Amazonふるさと納税(2025年2月現在)
- 勤務先が税務署にe-Tax対応していない
おすすめ対策
寄付金控除
ふるさと納税の電子証明書のみ
連携して取得する
特定事業者一覧はこちら
医療費控除
デメリットの多い医療費通知情報は
連携せずに手入力
- 病院にかかった人ごとで分ける
- 治療を受けた医療機関で分ける
事前にまとめておけば
入力の手間が楽になります




もしくは
医療費集計フォームをPCで作成しておき
スマホにダウンロードする


残念ながら、現在は
スマホにフォームをダウンロードしても
編集ができません
この時点で
スマホで完結とはならないので
改善が望まれます
源泉徴収票
源泉徴収票は
カメラで読み取ることができます
ただし、読み取りは完璧ではないので
確認と修正が必要になることも


寄付金控除に関する証明書の取得方法
寄付したサイトから取得できます
楽天ふるさと納税の場合






- 楽天市場サイトにログインして名前をタップ
- 各種マイページの楽天ふるさと納税マイページへ
- 寄付履歴を見るをタップ
- 確定申告のみ申請が可能です。をタップ
このまま確定申告にすすむ場合は
マイナポータル連携を利用するへ


ダウンロードする場合は
再度ログインしてダウンロードします


ダウンロードした場合
iPhoneではファイルに保存され
あとから、場所を指定して読み込めます


わが家は
- 源泉徴収票
- 医療費集計フォーム
- 寄付金控除に関する証明書
を、ファイルに取り込んでいます


証明書等の取得方法
寄付金控除に関する証明書で
マイナポータルから申請をはじめる
または
マイナポータルアプリ






はじめて利用する場合は
利用者情報の登録が必要です
署名用電子証明書のパスワード(英数字6-16桁)
「確定申告」から証明書等を選択できます


マイナポータル連携では
自動で医療費通知情報を取得しますが
のちに、選択できます


追加入力する場合は、そのままで
手入力する場合は、チェックを外します


申請書の作成
必要な証明書が取得できれば
あとは画面に沿って
選択と入力をしていくだけです




注意点
定額減税
令和6年分の所得税は
定額減税が受けられます
会社員の場合
年末調整で反映されていますが
確定申告時に
対象の配偶者や扶養親族を入力しないと
無効になってしまいます


セルフメディケーション




医療費控除と併用することはできませんが
年間、税込12,000円を超える
対象医薬品を購入した場合に申告できます
通常の医療費控除より
申告できる金額のハードルが低く
対象医薬品※もなじみのある薬が多いです
※アレジオン、バファリン、葛根湯など
- 医薬品の領収書(レシート可)
- 健康増進の取り組みの証明書
予防接種の領収書、健康診断の結果通知表など
通常の医療費控除と同じく
ひとつずつ入力した場合は
e-Tax送信するだけで
領収書や取り組み証明書の提出は不要です
ただし、5年間の自宅保管が必要です
確定申告の期日
例年「確定申告は3月15日※まで」
と言われるのは、所得税を納付する場合
※土日祝の場合は翌平日
寄付金控除や医療費控除は
納め過ぎた税金の還付申告になるので
還付の対象となる年の
1月1日から5年以内であれば大丈夫なので
慌てて申告する必要はありません
おすすめふるさと納税返礼品
確定申告をすることで
自治体の数を気にすることなく
返礼品が選べるようになります
寄付額が低く、美味しいもの、便利なもの
がたくさんあるので
ぜひ、楽しみながら選んでみて下さい
下記は、わが家がリピしている返礼品です
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まとめ


知ってほしいのは
確定申告は決して難しくないということ
定額減税は、令和6年分のみ
2017年1月からはじまり5年延長された
セルフメディケーション税制も
2026年12月31日までです
取り戻せる税金は
しっかり取り戻しましょう