台ふきんって、すぐに汚れちゃう
洗ってもクサイのよね
どうしたらいいの?
こんなお悩みに答えます
ついのすみかづくり(@tsuinosumika15)
整理収納アドバイザーの akemiです
キッチンで使う台ふきんは
- すぐに汚れる
- すぐに臭くなる
でも
- 洗っても汚れやニオイがとれない
- 使い捨てはコスパが悪い
と感じているのなら
マイクロファイバークロスを使い
過炭酸ナトリウムでつけ置きする
のが効果的です
その理由と
習慣化できるお手入れ方法をご紹介します
キッチンの布巾
キッチンで使うふきん(布巾)には
- 手拭き
- 食器拭き
- 台拭き
があります
キレイに洗った手や食器を拭く
手拭き、食器拭きは
洗濯機に放り込めるけど
汚れたところを拭く台拭きは
一緒にするのは気が引けて
手洗いする人も多いのではないでしょうか
でも、手間がかかる割に
あまりキレイにならないし
すぐ、ニオってしまうことが
面倒くさいと感じる原因なのかも知れません
その手間をなくすため
使い捨てクロスという選択もありますが
この先ずっと続くキッチンの家事仕事
長い目で見れば
ごみも増えるし、コスパも悪いです
マイクロファイバークロスを使う理由
わが家で長年、台ふきんとして
マイクロファイバークロスを
使い続けているのは
- 吸水性
- 汚れ落ち
- 速乾性
- 安価
といった理由からです
吸水性が高い
ダイニングテーブルの上は
綿のように繊維の拭きあとも残らず
キレイに拭けます
シンクまわりは
サッとなでるだけで水を吸ってくれるから
水垢が取れなくて困ることがなくなりました
特に、ステンレスの水栓(蛇口)がキレイだと
それだけでキッチン全体がキレイに見えます
汚れ落ちがいい
とても細い繊維と表面のとがった構造で
ホコリや食べかす、油汚れまで
からめとるからキレイに拭き上げられます
軽い汚れなら、洗剤もいりません
すぐに乾く
ナイロンやポリエステルといった
化学繊維でできているので
絞ってシンクの縁にかけておくだけで
すぐに乾いてしまうほど速乾性があります
濡れたままの状態が菌が繁殖させるので
すぐに乾くことはとても重要なポイントです
安い
メーカーによって大きさ厚さは様々ですが
2~3枚入りが100円ショップで買えます
消耗品なので、安価だと嬉しいですね
おすすめの色とサイズ
私が意識して選んでいるのは
- 白色
- 約20×30cm
色
以前は
汚れの目立たない色を使っていましたが
汚れが分かることが大事
だと気づいてからは
キレイにしておきたいモノほど
白を選ぶようになりました
サイズ
二つ折りにすると
ちょうど手のひらに収まるサイズ感です
裏表、ひっくり返して裏表と
4面使って、一度に掃除が出来ます
また
フロアモップにもちょうどいいサイズです
そして、あまり厚みのない方が
絞りやすくて、使いやすいと感じます
手入れ方法
残念ながら、おそらく
どんな素材のモノを使ったとしても
「手入れは必要」だというのが
20年以上になる主婦生活で出た答えです
使い勝手のいい
マイクロファイバークロスも例外ではなく
何もしなければ、臭くなります
極細繊維の中に残った汚れが
ニオイに変わってしまうからです
そのためには
過炭酸ナトリウム液につけ置きするのが
一番効果的だと考えています
40℃~50℃の湯1L
大さじ1/2の過炭酸ナトリウム
が目安です
どうせやるなら楽にしたいから
習慣にできる方法をご紹介します
習慣にする方法
必要なモノが
一か所に、すぐに取り出せることが
面倒臭いのハードルをひとつ下げます
<必要なモノ>
- 鍋
- ボウル
- 過炭酸ナトリウム
- 菜箸
▼わが家の実際の収納例をご紹介しています
手順
湯を沸かします
500mlを沸騰させ
500mlの水を足すと
ちょうどいい温度になります
※季節の水温により調整
軽くてすぐに沸くアルミ鍋を使うことで
ハードルが、もうひとつ下がります
ボウルに
大さじ1/2の過炭酸ナトリウムを入れます
- アルミ鍋に直接入れてはいけません
アルミニウムはアルカリ性のものに弱いので、黒く変色したり、白色の粉のようなものが浮き出ることがあります
いつもは目分量です
過炭酸ナトリウムにお湯を注ぐと
反応して分解されることで汚れを落とします
水温が低いと、酸素はちょっとずつしか出ず
熱湯だと、一気に酸素を放出してしまうため
40℃~50℃に1~2時間つけ置くのが
一番効果的といわれています
あとは、洗い流して
絞って、広げてかけておくだけです
※弱アルカリ性なので
手荒れが気になる場合は、ゴム手袋をして下さい
つけ置くことで
ほとんどの汚れは、落ちます
汚れ落ちが目に見えることで
毎日の手間に意味が感じられるから
続けられていると感じます
わが家は、洗面所の掃除にも
マイクロファイバークロスを使っていて
1日1回、掃除後に一緒につけこんでいます
※使い分けるため、色を変えています
キッチン用は
1ヵ月ごとに新しいモノに交換
洗面所用は、数ヵ月使用しています
生地が薄くなる等の劣化はみられますが
ニオイはまったくしません
マイクロファイバークロスは
繊維がほどけることなく丈夫なので
ニオイ問題さえ解決できれば
長く使える素材です
交換後も
レンジフードの掃除用にしたり
床拭きなどでボロボロになるまで
使い倒してから捨てています
▼レンジフードにおすすめのフィルターを紹介しています
過炭酸ナトリウムについて
なぜ、過酸化ナトリウムを使うのか
知っているとその他の家事にも役立ちます
過炭酸ナトリウムは
酸素系漂白剤の主成分です
酸素系漂白剤 | |
形状 | 粉末 |
主成分 | 過炭酸ナトリウム |
液性 | 弱アルカリ性 |
過炭酸ナトリウムが水に溶けると
炭酸ナトリウムと過酸化水素に分かれ
炭酸ナトリウムで活性化された
過炭酸水素が汚れや色素を分解することで
キレイになります
- 過酸化水素の自発的な分解
(過酸化水素 → 水 + 酸素) - アルカリで活性化された過酸化水素による汚れ・色素の分解
過炭酸ナトリウムが溶ける際に発生する泡が
汚れを落としているわけではないため
発泡が終わっても漂白力は残っているので
1~2時間のつけ置きが有効です
塩素系漂白剤と比べると、漂白力は弱く
湯を準備する手間が必要ですが
- 色柄物の衣類にも使える
- 有害な塩素ガス発生のリスクがない
- つんとした塩素臭がしない
といった使い勝手のよさがあり
傷みも少ないので
日常使いには向いています
過炭酸ナトリウムとして売られているほか
粉末タイプの酸素系漂白剤の主成分として
配合されています
商品名に、酸素系漂白剤と書かれたものは
基本的には同じです
<例>
- オキシクリーン
- シャボン玉 酸素系漂白剤
- arau 酸素系漂白剤 など
界面活性剤や香料が入ったモノもありますが
過炭酸ナトリウムだけで十分効果があり
価格も安いことが多いので
上手に選んでみて下さい
↓参考商品↓
▼こちらの記事も参考にしてみて下さい
▼塩素系漂白剤は洗濯槽の洗浄におすすめです
マイクロファイバークロスのデメリット
メリットが多く、丈夫で使い勝手のいい
マイクロファイバークロスですが
欠点は、熱に弱いことです
- 熱湯消毒
- 乾燥機の使用
- 直射日光
は、劣化の原因になり
- 柔軟剤の使用
は、吸水性が悪くなります
だから、合理的にも感情的にも
手洗いすることが望ましく
それぞれの暮らしのタイミングで
出かける前や、寝る前などに
つけ置きの習慣がつくと
これから先の暮らしは
汚れやニオイで悩むことがなくなり
毎日気持ちよく使えるのではないでしょうか
私は朝の掃除が終わった後のつけ置きが習慣となり、10年以上続いています
まとめ
終わりのない家事は
暮らしに本当に必要なことだけにしたいもの
やらないといけないことは
いかに簡単に楽に出来るか
それを考えて
習慣にしてしまえば
最終的に、自分にとって
楽で気持ちよく暮らせるんだと
歳を追うごとに、そう感じています