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「ロボット掃除機は使う価値があるの!?」手放せない理由

アイキャッチ79画像
悩めるる

便利だって聞くけど、本当に必要かな?

てんてこ舞子

欲しいけど、高いよね

困る奈

片付いてないから、使えないかも

このように感じている人に向けた内容です

ついのすみかづくり(@tsuinosumika15)
整理収納アドバイザーの akemiです

世界シェア1位のロボット掃除機はルンバ
2002年に発売されて以降

現在、他のメーカーを含め
その機能は
痒い所に手が届くほどに進化してます

でも正直、高いものだし
実は、ランニングコスト手間もかかります

私が、それでも手放せないと感じるのは

  • 圧倒的な時間と心の余裕
  • 持続する清潔な空間

が手に入るからです

ロボット掃除機を使うことで
時間的な余裕が生まれるのはもちろん

「汚れたから掃除する」から
「毎日できるから汚れが溜まらない」

そんな暮らしに変わります

ロボット掃除機の本当の実力を理解し
賢く選ぶ方法をご紹介します

目次

価格とランニングコスト

ルンバ1画像

わが家が初めて手にしたのは
2017年4月 ルンバ960
購入価格は、85,000円でした

6年を過ぎた現在も
ほぼ毎日欠かすことなく作動しています

この記事では、実際に使用している
アイロボット社ルンバを基に解説しています

耐用年数(寿命)

ロボット掃除機は、家電なので
故障することもあれば、個体差もあります

修理できる範囲であっても
メーカーが部品を保存する期間は

一般的に
製造打ち切り後7~8年のようです

型落ち品や在庫処分で安く購入した場合
修理が必要になった頃に、部品が無い
といったことも考えられます

  • 修理できない
  • 修理するより買い替えた方が安い
  • 新しいモノの方が性能がいい

といった理由が
寿命と考える判断基準になります

消耗品

本体価格が高い上に
購入後も、消耗品の交換が必要で
ランニングコストがかかります

  • バッテリー
  • ブラシ
  • フィルター
  • タイヤ
  • モップ/専用洗剤(床拭き対応機)
  • ゴミパック(自動ゴミ収集機) など

純正品互換品があり
価格以外に、品質に差があることも

故障・損傷によるメーカーの保証
純正品を使用した場合のみなので
注意が必要です
※アイロボット認定販売店またはアイロボット公式オンラインストアで直接ご購入された製品が対象

バッテリー

携帯電話と同じく、充電式なので
バッテリーには、寿命があります

その期間は
使用条件によって変わってきます

たとえば、戸建てのわが家の場合
1階2階の合計約61㎡をほぼ毎日作動して
4年10ヵ月で交換しています

  • ホームベースに戻る時間が早くなった
  • ホームベースに戻らない
  • エラーになる
  • 音声ガイドが鳴らない など

といった症状が出始めたら
バッテリーの寿命の可能性があります

故障で動かなくなるというよりは
内蔵されているバッテリーの寿命が
先に来ることが多いのが特徴です

現在、多くのロボット掃除機で
性能が良く寿命の長いリチウムイオン電池
が使われていますが

旧型や安価なロボット掃除機には
ニッケル水素電池が使われている場合もあります

リチウムイオン電池ニッケル水素電池
メモリー効果ないある
自己放電しにくいしやすい
価格高い安い
比較

価格以外の性能は
リチウムイオン電池 > ニッケル水素電池です

交換時には、価格は高くても
純正のバッテリーが安心です

非純正リチウムイオンバッテリーによる
発火事故が起こりうるかもしれないからです

ルンババッテリー画像

ルンバは、新しい機種の方が
バッテリー価格が安くなっています

ブラシ

800シリーズ以降のルンバは
メインのブラシが
毛ブラシから、特殊なゴム素材に変更

それにより
長い髪の毛や糸くずなどが絡まなくなり
手入れが楽になりましたが
摩耗でゴムがすり減っていきます

エッジブラシ(コーナーブラシ)も
毛が無くなったり
ゴム部分がちぎれたりします

メインブラシ画像
エッジブラシ画像

互換品を使ったところ
作動音が大きくなった
といった口コミをよく見かけます

実際、わが家も
ブラシは互換品を使っていて
交換直後の工事現場のような音に
驚いたことがありますが

モノにもよりますが、摩耗と共に
音も落ち着いてくるように感じます

ちなみに
純正品でも、交換したら音が大きくなった
という口コミも見たことがあるので
かみ合わせの問題なのかなと感じています

フィルター

ホコリが詰まれば、吸引力は弱くなります

メーカーによっては
洗えるモノもありますが

アイロボット公式では
水洗い不可となっています

私は、別の掃除機で吸うことで
交換の頻度を下げています

フィルター画像

タイヤ

すり減ってしまうことで
本来2cm程度の段差は上り下りするところ
滑ってしまいエラーになったり
ホームベースにも戻れない状態になります

2023年10月現在
公式サイトの消耗品にタイヤがありません

Amazonや楽天、メルカリなど
ネットで購入できます

タイヤ本体ごとやゴムだけの販売があります

わが家は、4年経った頃
凹凸が全くなくなっていることに気づき
驚いたことがあります

ネットで本体ごと購入し
交換後の現在まで、問題なく作動しています

ゴムだけ交換の場合は
既存のゴムを取り外すのに
多少の時間がかかるようですが
取り付けは簡単なようです

タイヤ画像

モップ/専用洗剤

水拭き対応の機種の場合
モップや専用洗剤も消耗品になります

使用後のモップは洗う手間がかかり
汚れが落ち無くなれば、交換が必要です

タンクに入れるのは水でも大丈夫ですが
床用の専用洗剤を使う方が
汚れ落ちはいいそうです

ルンバモップ画像
専用洗剤

ゴミパック

面倒なゴミ捨てが、約1年も不要の
自動ゴミ収集機種の交換用ゴミパックも消耗品です

ルンバゴミパック画像

正直、購入してから数年は
消耗品を交換するという認識が低く
気づいて驚くことが多かったです

価値

ルンバ2画像

わが家のルンバ960が
6年6ヵ月の間に交換した消耗品は

  • バッテリー(1回) 13,200円
  • タイヤ(1回) 1,700円
  • AeroForceエクストラクター(2回) 2,000円
  • エッジブラシ(7回) 1,400円
  • フィルター(4回) 980円

バッテリー以外は、互換品を利用して
ランニングコストを下げていますが

(本体+消耗品)÷使用日数=約44円/1日

となります

これが高いのか安いのか
人それぞれの価値観なので
一概に言えませんが

私自身は
「この金額では、誰もやってくれない」
「この金額なら、やって欲しい」

つまり
それだけの価値がロボット掃除機にはある
と感じることが、使い続ける理由です

手入れ

ルンバ3画像

自動で掃除をしてくれるとはいえ
どんな最新機種であっても
本体の手入れは必要です

たとえ
自動ゴミ収集機能を搭載していても

掃除後の本体の裏面には
一面にホコリがついており
ブラシには髪の毛がからまっていることもあります

ルンバ掃除後画像

ブラシ

メインブラシが、毛タイプのモノは
髪の毛や糸くずが絡まることも多く
取り除くのに手間がかかります

ルンバでは、800シリーズ以降
メインブラシはゴム素材になりましたが

メーカーによっては
毛タイプやゴム混合のモノも見かけます

手入れが楽な素材を選ぶことで
毎日の手間が大きく変わります

ダストボックス

自動ゴミ収集の
クリーンベースがあっても
ダストボックスの手入れは必要です

わが家の2016年発売のルンバ960

現行のモノと比較しても
スペックには満足しているのですが

ダストボックスが水洗いできないことだけは
手入れが面倒だと感じています
※ゴミセンサーがあるため
※水洗いできるタイプは2018年以降に発売

ルンバダストボックス画像

水洗いが出来る機種を選ぶと
衛生的で、手入れも楽です

知っておきたいこと

性能

一番初めに理解しておきたいのは
ロボット掃除機は完璧ではない
ということです

人がするのと比べると
その作業は80%程度だと
考えておくほうがいいかも知れません

  • 吸い残すことがある
  • 掃除せず終了してしまうことがある
  • 入って出られなくなることがある
  • アプリ設定していても上手く作動しない など

実際、これまで
何度もそんな場面に遭遇してきました

途中で止まってしまうケースでは
人の手が必要になります

その都度、モノの置き方を工夫したり
モノを置かないようにした結果
わが家は、今の暮らしがあります

ルンバ4画像

ロボット掃除機のある楽な暮らしは
そんなふうに作り上げていくものかもしれないと感じています

掃除機をかけるのと同じくらい
それなりの音がします

  • 同じ部屋では、TVの音は聞こえない
  • 2階で稼働している振動と音は1階でもある程度感じる(木造)
  • ドアや壁越しでは、音はそれほど気にならない

在宅中や、小さい子供のお昼寝中
または、早朝深夜には
使えないと感じます

あくまでも、掃除機であると理解した上で
暮らしに合わせて作動時間を考えることは
必要でしょう

ルンバは
壁や家具に接触しながら掃除をする仕様

接触してもソフトタッチバンパーが機能し
当たった衝撃を吸収するような作りになっています

とはいうものの
実際は、かなりの勢いで突進します

上部にカメラセンサーがある機種は
間取りを把握しながら動作するため

壁には
巾木もあるおかげで傷は見当たりませんが
家具には、傷がついています

家具の傷1画像
家具の傷2画像

特に、濃い色や細い脚は
認識しにくいそうです

わが家は
人が居ない場所で作動させていたので
傷に気付いたのは、かなり経ってからでした

今でこそ「まあ、いいや」と感じていますが
知っていたなら対策はしておいた方が賢明です

ルンバの本体の前面に
クッション材を貼り付ける方法が
有効的だと思います

掃除機の周囲に衝突防止ストリップを貼り付けることで、掃除機と壁または硬い表面を持つ他の物体との直接の衝突を回避/衝撃吸収機能をある程度発揮し、掃除時の騒音を低減

段差

段差センサーが感知することで
落ちない設計になっていますが

センサーが汚れていたり
段差があまりない場合は反応せず
進入したり落ちたりすることも皆無ではありません

段差センサー箇所

ルンバには
デュアルバーチャルウォールという
進入禁止エリアを設定するものや

機種によっては
アプリからエリア設定ができます
※ルンバ i7以降

また、2cmの段差は乗り越えるので
カーペットやラグの上にも乗ります

ただ、滑り止めが無い場合
乗らずに押してしまうこともあるので
マット類も含め、対策は必要になります

カーペット類が多いご家庭なら
吸引力が高い機種を選ぶのがおすすめです
※s9+は4倍、j9シリーズは2倍(960と比較)

ルンバ6画像

一方で、段差を乗り越えても
複数の部屋を掃除するには
ナビゲーションシステム搭載機種
である必要があります
※iAdapt 2.0以上

高さ

ルンバ本体の高さは
ほとんどの機種で、9.2cm
sシリーズで、8.9cm
jシリーズで、8.7cmです

ベッドやソファの下を掃除して欲しいのに
意外に高さが無くて入り込めなかった
と後悔しないために、高さの確認は必要です

ルンバ5画像

最後に

ルンバ7画像

高くて手間もかかる上、完璧じゃない
なのに、なぜ必要なのか

それは
暮らす上で掃除は必要なことであり
それを助けてくれるロボット掃除機に
価値を感じるからに他なりません

わたしにとっては
ロボット掃除機のある暮らしが
キレイを叶えてくれています

その価値を感じるために
暮らしに合った必要な機能を選ぶ知識は
持っているに越したことはないと感じます

ロボット掃除機として20年以上の実績と
消耗品は、互換品にも質のいいモノがあり

ユーザーも多く、リアルな声も聞け
選択肢が多いことから

アイロボット社のルンバが一番おすすめです

わが家では、1台のルンバを
1階2階を移動させて使用しています

充電器画像

▼2024年2月現在おすすめ機種

吸引力がiシリーズより最大2倍にアップ/学習機能により障害物を回避/清掃が頻繁に必要な季節を認識/1度の走行で間取り学習/ダストボックスは水洗い可能

戸建て住宅では、クリーンベースごと
毎日階段を上り下りすることを考えると

960とスペックが同等以上で
ダストボックスが水洗いできる
自動ゴミ収集機能の無いJ9でも
わが家には十分かなとも思います

ちなみに、わが家は1階が無垢床で
水拭きができないため
床拭き対応機種は、候補に入っていません

▼こちらの記事では、掃除の手順も合わせてご紹介しています

まとめ

ロボット掃除機画像

ロボット掃除機の実態

  1. 価格とランニングコスト
    耐用年数(寿命)
    消耗品
  2. 価値
  3. 手入れ
  4. 知っておきたいこと
    性能


    段差
    高さ

暮らしは、どんなモノを持つか使うか
それによってつくられると感じています

ロボット掃除機も、そのひとつ

使うことで気づいたことも多く
暮らしも、それに合わせて変化してきました

文明の利器は、上手に使ってこそ
楽を手に入れることができるのかも知れません

▼こちらの記事も、参考にしてみて下さい

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