冷蔵庫の中って、いつもパンパンだわ
腐らせちゃったり、賞味期限切れなんてしょっちゅうよ
こんな人に向けた内容です
ついのすみかづくり(@tsuinosumika15)
整理収納アドバイザーの akemiです
お片付けが苦手な人は
冷蔵庫から始めてみるのがおすすめです
食品ロスをなくす
冷蔵庫の片付け方をご紹介します
冷蔵庫の整理収納
お片付け難易度
冷蔵庫を片付けるメリット
- 食の無駄が無くなる
- 二度買い、無駄買いが無くなる
- 電気代が抑えられる
- 掃除がしやすくなる
冷蔵庫の中身が少ない時が
掃除もしやすいので狙い目です
手順①全部出す
全部出すことからはじめます
鮮度※が気になるモノも多いので
冷蔵室と冷凍室、野菜室ごとでも大丈夫です
※クーラーボックスがあると便利
小さな空間に思えても
その量に驚くかもしれません
何日で食べられる量でしょうか
無駄なく消費出来る量でしょうか
全部出すことは
どれだけのモノがあるのか
視覚から意識させる狙いがあります
手順②要不要の判断
ミイラ化、スライム化した野菜はいませんか?
消費しきれず腐らせてしまったり
干からびて食べられなくなった食材が
奥の方から出てくるかもしれません
賞味期限切れの食品や調味料に気づくことも
もったいないの気持ちを
しっかりと胸に刻んで処分しましょう
この時
どんなモノをダメにしてしまったのかを
考えることで、今後の買い方につながります
まとめて買うと安くても
腐らせてしまっては
結局高い金額を払っていることになります
必要な分だけ、使う分だけを買う習慣をつけましょう
これまでの食を見直すこともおすすめします
わが家では
最後まで使いきれず賞味期限を迎えてしまう
途中で飽きてしまうモノを見直しました
- MCTオイル
ドレッシングの代わりに - ココナッツオイル
マーガリンの代わりに
※ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸は、一般的な植物油に含まれる長鎖脂肪酸と比較して、消化吸収スピードが早く、体脂肪として蓄積されにくいという効果があります
おすすめの食材
MCTオイル
ほぼ無味無臭なので
どんな料理にも使いやすいです
ココナッツ由来は高価ですが
パーム核油由来(中鎖脂肪酸)は
価格も抑えられて効果は変わらないので
長く続けることが出来ています
※パーム核油と間違われやすい
パーム油の成分の主体は長鎖脂肪酸です
ココナッツオイル
いろいろなメーカーがありますが
有機JAS認証された商品を選んでいます
温度で
固形状~半練り状~液体に形状が変化しますが、品質に変わりはありません
レシピサイトの利用
以前は
○○のタレ系をよく買っていたのですが
最近は料理サイトでレシピを調べて
手作りすることが多くなりました
賞味期限切れになることが無くなり
料理本も要らなくなりました
冷凍の期限
もしかすると
冷凍しとけば大丈夫(腐らない)
と思っている人いませんか?
いつまでも大丈夫なわけではありません
冷凍食品の賞味期限は
最長約1年間と表記されていますが
きちんと管理された環境での期限です
開閉の多い家庭の冷凍庫では、約4ヵ月
手作りを冷凍した場合は、2週間程度で
美味しいうちに食べることをおすすめします
手順③掃除する
庫内は、液だれや野菜くずなどで
思ってる以上に汚れています
外せるパーツは外して洗い
庫内は拭いて下さい
おすすめ洗剤
オレンジの皮を
コールドプレス製法で抽出した
オレンジオイルが主原料の
衣・食・住全ての汚れに対応した天然エコ洗剤です
希釈して様々なところに使え
便利な上にペットがなめても安心な成分です
食材の保管場所と考えると
あまりキツイ洗剤は使いたくないので
天然成分だと安心です
▼こちらの記事でも紹介しています
キレイに掃除した場所は
キープしようという気持ちにもつながります
冷蔵庫の上も、週1回程度
モップで払うだけでもキレイになります
月1回程度
水拭きすれば、油汚れも溜まりません
手順④分類する
グルーピングすると使いやすくなります
- 使うタイミングが同じモノでまとめる
味噌、豆腐、ワカメ など
- 毎朝食べるモノでまとめる
ジャム、マーガリン、ヨーグルト
納豆、佃煮 など
- 和の調味料、中華の調味料でまとめる
醤油、白だし、ポン酢
豆板醤、中華ペースト、オイスターソース など
といった具合です
ドアの開閉の回数も少なくなり、節電になります
手順⑤収納する
定位置管理
冷蔵庫の中も
定位置を決めることが大切です
定番モノや嗜好品
納豆やハム、ビールやヨーグルトなどには
定位置(指定席)を用意しましょう
いつもの場所が決まっていると
視覚から
「まだある」
「そろそろ買わないと」
といったことが分かるので
二度買いや無駄買いが無くなります
次に、先ほど分類したモノを
- よく使うモノ
➡ 取り出しやすい真ん中の段 - 保存のきくモノ
➡ 一番上の段
冷気は下に溜まりやすため
といったように位置を決めましょう
買ってきたモノを適当に突っ込むと、あっという間にぐちゃぐちゃになりますよ
収納用品の選び方
収納用品を上手に活用すると
取り出しやすくなります
時々、SNSで見かける
冷蔵庫内「白化」収納は
片付け下手さんにはおすすめしません
なぜなら、白い収納用品に入れると
ぱっと見スッキリ片付いている
ように見えるのですが
何がどれだけあるかが
視覚から脳に伝達されないからです
例えラベリングしていても
食材は流動的なので
「あると思ってたら入って無かった」
「無いと思って買ったら入っていた」
ということになりかねません
同じ理由で
保存容器(タッパー)も
透明や半透明を選ぶことをおすすめします
また、ドレッシングやソース類を
お揃いの瓶に詰め替えることは
あまりおすすめしません
無くなる度に
洗って乾かして詰めてという作業は
衛生的な問題もありますが
きっと、面倒くさくなるからです
長年の経験から
「映え」より「楽」が、長続きするコツです
一番上の棚には、少し高さがある
透明や半透明のモノ
その他は
トレーのような高さの無いモノ
がおすすめです
※このような収納用品は
100均ショップが種類豊富なので
サイズを確認して探してみて下さい
庫内は奥が深いので
収納用品を使って引き出せるようにすれば
奥のスペースまで無駄なく使えます
また、汚れた時も単体で取り出し
サッと水洗い出来るので、掃除が楽です
冷蔵庫内下段収納
一か所お鍋ごと入るくらいのスペースを空けておくと
作ったモノを一時的に入れたり
残ったモノを次の日まで置いておいたりと
フレキシブルに使えます
すぐ目につく場所なので
食べ忘れることを防ぎ、食を無駄にしません
ドアポケット収納
高さのあるモノや、よく使うモノが
取り出しやすくて使いやすいです
※チューブの薬味には
100均の収納グッズが便利です
ドアの開閉による振動で
玉子の保存場所には向かないそうです
冷凍室収納
食品を立てて収納すると
引き出せば奥まで見渡せるので
管理しやすくなります
また、小麦粉などの粉ものは
冷凍保存することで虫がつかないそうです
- パン作りに必須のドライイーストは、気付けば賞味期限切れしていたのですが
冷凍で長期保存出来ると料理教室の先生から教わりました
野菜室収納
消費する頻度が比較的早い野菜は
あえて細かく仕切らない方が
使いやすいと感じます
葉物は、芯を湿らせたペーパーで包み
鮮度保持袋に入れたり
ラップを巻くことで、日持ちします
おすすめ保存袋
キャベツやレタスなどの葉物は
保存袋に入れると日持ちします
- 葉物野菜は、万一しなびてしまっても、約50℃のお湯にくぐらせると復活します
庫内は、7~8割の収納にすると
中身をすべて見渡せることで
- 食材を無駄にしない
- 二度買いが無くなる
- 庫内が無駄なく冷やされる
- 電気代の節約になる
といったメリットがあります
- 買い物して冷蔵庫に入れる前に、買った時のパッケージをはがしておくと使う時に楽です
納豆や豆腐、ハムやベーコン など
このひと手間が、使う時の楽を実感します
▼実践まとめ記事
▼キッチン整理収納関連
まとめ
冷蔵庫のお片付け手順
家全体と比較すると
冷蔵庫の中はとても小さなスペースなのに
思いのほかたくさんのモノが入っている
ことに気づいたのではないでしょうか
小さな空間から片付け始めることで
片付ける力がつき
暮らしがどんどん楽に豊かに
変わっていくのが感じられます
賞味期限に追われるといった
モノにコントロールされる食生活より
自分でモノをコントロール出来る暮らしに
変えていきましょう