悩めるる実は、人には見せられない部屋があって



とりあえず片付かないモノを放り込んじゃう
このような人に向けた内容です
ついのすみかづくり(@tsuinosumika15)
整理収納アドバイザーの akemiです
今の暮らしの空間に
- 開かずの間
- 何でも部屋
- とりあえず部屋
はありませんか?
片付かない空間の解消法をご紹介します
開かずの間の正体
ケース1
子供部屋にするつもりだった部屋が
いつの間にか
片付かないモノの置き場所になっている


ケース2
なにかと便利だと思っていた和室が
ただのなんでも部屋になっている


ケース3
家族が多い時のままのモノの数
で暮らしている


ケース4
子供が独立して家を出た後
そのままモノが置きっぱなし


住み始めた時に決めた部屋の用途のまま
ライフステージの変化により
その頃とは暮らしが変わっていても
そのまま変わらず生活しているご家庭は
多いのではないでしょうか
住んでいる人からすれば
ずっとそれでやって来ているので
特に何も感じないまま
暮らしてる場合が多いようです
今の暮らしに合わせて
動線を整え、部屋の用途を明確にし
機能していない部屋を無くすことで
今まで当たり前だと感じていた暮らしが
劇的に変わります
動線を考える
楽な暮らしに必要なのは
家事が楽になる動線を考えることです
食事の動線
- キッチンカウンターの上に
モノでいっぱいで上手く利用出来ていない - ダイニングテーブルがあるのに
リビングテーブルまで運んで食べている
そんな生活をしていませんか?
キッチンで料理をした後
食べる場所までの距離が短ければ短いほど
家事は楽になります
キッチンカウンターを活かす


- 動線上にモノを置かない
- または、ふさがない
意識しないと
つい置いてしまう高さです
ダイニングテーブルとつながれば
料理を出す食器を戻す動線が短くなり
掃除するのも楽です
ダイニングテーブルの役割


- 何も置かない
- または、近くに収納場所を作る
常に上にモノが置かれている状態では
空いているスペースしか使えず
いちいち除けるという動作が必要です
この場所に必要なモノなのかを考え
そこにある方が便利だと感じるモノなら
収納場所を作ることを考えましょう
もし
子供の勉強場所になっているのであれば
- 子供部屋がない場合
テーブルの近くに勉強道具を置くスペースを用意する
- 子供部屋がある場合
終われば自分の部屋に持って行くことを決まり事にする
といったルールを決めてみましょう
一方で
ダイニングは、あくまでも食事をする場所
という認識は大事です
食事の時間と重ならないよう時間を決めたり
終われば片付けることを約束事にすることで
空間が整います



リビング学習の効果を活かすなら、時間と空間に決まり事を作ることが大事です
テレビから遠い


- 人が動くのではなく、モノを動かす
ポータブルテレビの利用
TVのアンテナ線を伸ばす
テレビを見ながら食事をするご家庭も
多いのではないでしょうか
そのため
折角ダイニングテーブルがあるのに
テレビまで遠いからと
リビングまで運んで食べていませんか?
配膳の動線も長くなる上に
運んでいる途中で
つまづいたりすることを考えると危険です
洗濯の動線
洗濯機から干場までの距離
干場から収納場所までの距離は
短ければ短いほど楽になります
室内に干せる場所を作る


わが家は基本、お天気のいい日は
ベランダで外干ししていますが
雨の日は室内干しです
pid 4Mを、ベランダからすぐの位置に
設置したことで、動線が良くなりました
※壁の柱の位置に合わすことで、設置可能です



ランドリールームを作らなかったことを後悔していたのですが、これを取り付けたことで洗濯干しが快適になりました
干す場所の近くに収納を作る




乾いた後の衣類の動線を考えて
収納場所を作ると
しまうのが面倒で起こる洗濯物の山
が無くなるかも知れません
下着やパジャマなどは個人ごとよりも
家族分をまとめて収納出来るようにすると
しまう時の移動が減ります
多くのご家庭で、洗濯は毎日のことなので
洗濯の動線を整えると
驚くほど家事が楽になります


部屋の用途を決める
何をするための空間なのか
をしっかり考えましょう
たとえワンルームでも、どんなに狭くても
ゾーンごとで考えることで
モノが散らかるのが防げます
リビングの役割


リビングは家族共有のスペースです
基本的に、家族が集う空間では
個人のモノは存在しないと考えましょう
子供がリビングで遊ぶ場合
- リビングの一角に収納場所を確保する
- 子供の部屋から遊ぶ時だけ移動させる
幼少の頃は、親の目の届く場所に
少し大きくなれば、自分の部屋に
収納場所を作ることで
片付ける習慣がつきます
着ていた服を、帰宅後すぐに自分の部屋で着替えない場合
- 一時的にかけておける場所を作る
壁掛けハンガーやハンガーラックなど - その後、部屋に持って行くことを決まり事にする
個人の部屋が、階上にあり
何度も上り下りするのが面倒な時は
一時的な置き場所を作ることをおすすめします
※来客用にも便利です


石膏ボードにピンで簡単に取り付けられ
壁を有効に活用できます
上着を椅子やソファーの上に脱ぎっぱなし
いつの間にか何枚も置きっぱなしで
山のようになっているなら
本来の収納場所までの動線上に
一時的な保管場所を作ることを
考えてみてはいかがでしょうか
ワンルームの場合
- テーブルで食事、勉強、お化粧と多様に利用している場合
テーブルの上は常に何も無い状態にしておきましょう - 必要なモノの収納場所をテーブルの近くに作ることで
動線も短く、モノも片付いた状態で生活出来ます
空間を仕切ることで、狭い場所でも
モノが散らからないようにすることは可能です
寝室を作る


ベッドを持たず、空いたスペースに
布団を敷いて寝ていませんか?
家族が多い場合や
部屋として他に機能させるため
物理的にベッドを置くスペースが取れない
場合もあります
しかし、よくあるのが
服のために1部屋を使っている
というご家庭です
ぜひ
寝るための部屋を優先的に作る
ことを考えてみませんか?
1日の疲れを取る空間の方を
大切にして欲しいと思います
ベッドを利用することで
- 布団の上げ下ろしの労力が不要
- 起き上がるのも楽
になります
※高齢になった時も身体的に負担がかかりません


衣裳部屋になっている部屋があるのなら
服の持ち方を見直すことで
寝室に変えることが可能かもしれません


部屋の役割を見直す


洋室1,洋室2,和室1…など
広さや、部屋数を見て考え
住み始める時にそれぞれ部屋の用途を
当時のライフステージに照らし合わせて
決めたと思います
しかし、それから歳を追うごとに
ライフステージは変化しています
もし、今
暮らしにくいなと感じているのなら
見直しましょう
部屋の用途を明確にし
今の暮らしに合ったモノの持ち方を意識することで解決出来ます
モノに合わせた生活では
人が不便な暮らしを強いられてしまいます
モノと向き合い
どうすれば楽に暮らせるのかを考えながら
暮らしを変えていきましょう
時には
部屋ごと役割を変えてしまうことで
はるかに動線が整い
楽に暮らせるようになるでしょう


まとめ


動線、部屋の用途の考え方
人が年齢を重ねるのに合わせて
部屋の使い方も変化させていくことで
どんなライフステージになっても
無理なく楽に暮らせることが出来る
と考えています
モノで身動きが取れない暮らしでは
幸せには暮らせません
管理出来る量のモノで暮らせれば
柔軟に対応出来るはずです
まずは
モノと向き合うことから始めてみませんか?















