スリッパが、すぐにへたっちゃう
消耗品だから、仕方ないよね
こんな風に感じている人に向けた内容です
ついのすみかづくり(@tsuinosumika15)
整理収納アドバイザーの akemiです
基本的には専業主婦の私
今でこそ育児の時間は無くなりましたが
それでも、50代後半になってもまだ
キッチンで、洗濯や掃除で
家事で立って用事をしている時間は
少なくても、1日4~5時間になります
だから
スリッパのへたりは、ハンパなし
試行錯誤の末、たどり着き
今現在、愛用しているのが
ビルケンシュトックのサンダルです
結果、これまでより
交換の頻度が減っただけじゃなく
立っている時の足や腰も楽になったと
感じています
専業主婦でなくても
暮らしの中の長い家事時間を
少しでも楽にする参考にしてみて下さい
スリッパ(ルームシューズ)の条件
私がスリッパに求めたのは
- 耐久性
- 履き心地
- オールシーズン使える
- 手入れが楽
これらの条件をすべて満たしてくれたのが
ビルケンシュトックのサンダルでした
BIRKENSTOCKS/ビルケンシュトック
商品に「ボストン」や「アリゾナ」など
さまざまな都市の名前がついている
ドイツの靴メーカー
外履きとしては
ずっと前から愛用していたので
履き心地は実証済みでした
ただ、ビルケンシュトックには
アムステルダム(Amsterdam)や
ツェルマット(Zermatt)といった
ルームシューズ(インドアサンダル)があり
通常のサンダルは室内履きには向かない
と、思っていました
でも
ビルケンシュトックのお店で聞いたところ
フローリングでも問題ないと知ってから
スリッパとして愛用しています
現在は
ネバダ(Nevada)というタイプを履いています
ただ、これまでに素材や形によっては
長持ちしなかったモノもあります
耐久性
ビルケンシュトックサンダルの
アウターソール素材はEVA※
※エチレン-酢酸ビニル共重合樹脂の略
EVA素材の特徴
- 弾力があり柔らかい
- 高いクッション性とすべり止め効果
- 軽い
- 防水性がある
環境にやさしいプラスチック発泡材料の
靴の底によく使われている素材なので
耐久性はもちろん高く
外履きだけじゃなく室内履きでも
問題のない素材です
ただ、柔らかいという性質上
一度傷が入ってしまうと
その部分から引き裂かれやすくなります
実際
最初に購入したALL EVA素材のタイプ
しゃがんだ姿勢になることも多い日常で
負荷のかかる部分から裂けてしまいました
履いている時間が私より短い子供用も
同じように亀裂が入りました
比較的安価で、丸洗いできるので
気に入っていましたが
2年ほどで買い替えています
履き心地
一般的なビルケンシュトックのサンダルは
足の形状を考慮した
天然ゴム混合コルクフットベッド
クッション性と柔軟性に優れており
長時間履いても疲れにくいのが特徴です
ビルケンシュトックの歴史は
中敷きから始まったと聞くと納得です
事実、この独特な形が
足のアーチにフィットするので
履いていて、とても楽です
オールシーズン使える
夏は、綿や麻、い草
冬は、ボアやファー など
季節に対応した素材だと
シーズンオフには保管が必要になります
オープントゥを選べば
夏は、素足で蒸れずに
冬は、靴下を履いて床からの冷えも防ぎ
オールシーズン活用できます
オープントゥモデル 一例
マドリッド | アリゾナ | チューリッヒ |
---|---|---|
Madrid | Arizona | Zürich |
シングルストラップ | ダブルストラップ | ミュール |
私が、アムステルダムやツェルマットを
選ばなかった理由のひとつが
前があいていないことでした
なにかと靴の中は蒸れやすく
ホコリもたまるので
オープントゥが快適で手入れもしやすいです
拭ける素材
スリッパには、洗える素材もありますが
洗って乾かす手間がなく
その間に代わりのスリッパも不要の
拭ける素材が一番楽だと感じます
EVAは、耐水性があるので
濡れた布でサッと拭けばきれいになります
また、アッパー素材には
履くほどに足になじむ本革もありますが
合成素材のビルコフロー(Birko-Flor®)なら
もし汚れても、簡単に楽に手入れできます
床は、毎日掃除していても
思っている以上に汚れているもの
夏に素足で過ごすのは気持ちいいのですが
皮脂汚れで床拭きする面倒を考えると
私的には、スリッパを履いた暮らしが
楽で好きです
使用約1年後
朝から晩まで毎日履いて
1年以上経った頃の様子です
フットベッドには、使用感が出ますが
靴底に減りは感じず
アッパー部分にも亀裂などはありません
おそらく今後も
数年は問題なく履けるのではないでしょうか
サイズの選び方
どんなに楽な素材・形でも
足に合わなければ意味がありません
実際に店舗で試着できなくても
足測定テンプレート※から
適したサイズを選べます
※A4の紙に印刷サイズを倍率100%で印刷
サイズ表
EU | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
UK | 2.0 | 2.5 | 3.5 | 4.5 | 5 | 5.5 | 7 | 7.5 | 8 | 9 | 9.5 | 10.5 | 11.5 | 12.0 | 13.0 |
cm | 22 | 22.5 | 23 | 24 | 24.5 | 25 | 26 | 26.5 | 27 | 28 | 28.5 | 29.5 | 30 | 30.5 | 31 |
足の長さの測定方法
- かかとを壁に当て、足の下に採寸テープを敷く
- 一番長い足指の前の寸法を取る
- 2サイズの間にある場合は、大きい方のサイズを選ぶ
足幅の選択
ビルケンシュトックには
2種類の幅があります
商品にも表示されている
上記のアイコンで判別できます
計測の仕方
- 鉛筆を使って右足の輪郭を紙に転写
その際鉛筆はできる限り垂直の位置で足の輪郭をなぞる - 輪郭がカーブの内側に収まる場合にはナロー幅
- 輪郭がカーブの外側にある場合はレギュラー幅
ちなみに、普段の靴サイズで
22.5~23cmの私
23~23.5の子供は、36のナロー
25cmの主人は、39のレギュラーを選んでいます
なお、甲の高さは
ほとんどのモデルでストラップ調節が可能です
もちろん
店舗や公式サイトで購入するのが
一番安心ですが、値段が高いので
口コミなどを参考に
信頼できる並行輸入店を
Amazonや楽天、Yahoo!ショッピングで探すのがおすすめです
まとめ
スリッパの選択肢
消耗品として
たびたび買い替えるのも衛生的です
一方で、少し高くても
機能性の高い、いいと感じるモノを選び
履き続けるのも悪くないなと感じています