洗面所って、細かいモノがいっぱいあるのよ
なのに、ホコリがすごくて掃除しにくいわ
こんな方に向けた内容です
ついのすみかづくり(@tsuinosumika15)
整理収納アドバイザーの akemiです
使う場所に必要なモノがある
洗面所の片付け方をご紹介します
洗面所はアイテム数が多く
髪の毛やホコリが溜まりやすい場所です
モノを見極め、収納を工夫することで
使いやすくスッキリした空間にしましょう
この記事では、片付けるのが苦手な人が
自分で片付けられるように
実際の片付け方を解説しています
洗面所の整理収納
お片付け難易度
おすすめする理由
- 毎日使う場所である
日々使うモノを意識することが、モノと向き合うことになる - 比較的空間に限りがある
洗面、浴室、洗濯といった目的に沿った空間である - 使用用途が決まっている
使う目的が明確であるモノが多い
洗面所を片付けるメリット
- 朝晩使う場所なので、整えることで生活しやすくなる
- 動線を考えてモノを置くことで家事が楽になる
- 収納を工夫することで掃除が楽になる
広さや配置は、各ご家庭によって様々ですが
洗面所の使用目的は限定的なので
優先順位をつけることで使いやすくなります
整理収納の手順
全部出す
洗面所にあるモノ、鏡裏や引き出し
扉の中から棚の上のモノまで
すべて出すところから始めます
アイテム数が多いので
「要る」「要らない」
の判断力が試されます
また、全出しすることで
意外とここじゃなくてもいいモノが
あることに気付く場合があります
どんなモノがあるのかを確認してみましょう
要不要の判断と分類
ここで選ぶモノは
必ずこの場所で使うモノです
一例をあげてみましょう
洗面台
- 歯磨き用品
歯ブラシ、歯磨き粉、フロス など - 洗顔、ハンドソープ
- スキンケア用品
化粧水、乳液、美容液、パック など - ヘアケア用品
ドライヤー、ヘアアイロン、ブラシ、ワックス、ヘアゴム、ヘアピン など - メイク用品
- ケア用品
コンタクトレンズ、コンタクト洗浄液、髭剃り など - ティッシュ、綿棒、コットン
- フェイルタオル など
洗濯機周り
- 洗剤類
- ハンガー・ピンチ
- 洗濯ネット
- 洗濯かご など
浴室出入口
- バスタオル
- 下着・パジャマ など
書き出しただけでも、かなりのアイテム数で
細かいモノも多いですね
もちろん、人によっては
ここに無くてもいいモノがあります
- 化粧やヘアセットは、ドレッサーでしている
- 洗濯は乾燥までする、または、干場まで持って行きそこで干している
- 着替えは部屋でしている など
1日の動線を考え
優先順位(使う頻度が高いモノ)を決め
一緒に使うモノをまとめてみましょう
化粧品やヘア用品などは
ついつい新しいモノを試してみたくなって
無くなる前に次を買ってしまうことが
片付かなくなる原因になることも
- 小さいモノで試してみる
- 気に入らない場合はすぐに手放す
といったモノの持ち方を意識することで
改善してみましょう
毎日使わないモノの例と対処法
ストック
もし、まとめ買いをして
スペースに余裕がないなら
買い方を見直しましょう
近くにスーパーやドラッグストアがあるなら
わざわざ自分のスペースを使わなくても
お店の棚を使おうということです
特売で数十円安く買えたとしても
そのストックするスペース分は
家賃やローンで払っていると考えられます
だとすれば、どちらがお得でしょうか
考え方を変えると
暮らしが変わることもあります
試供品
シャンプーやコンディショナー
化粧品等の試供品が溜まっているなら
毎日使って消費しましょう
旅行用に取り置いている人も多いのですが
古くなっている可能性があります
使用期限が過ぎていたり
いつもらったのか分からないモノは
処分しましょう
試供品は、試してこそ
自分に合う合わないの判断が出来ます
積極的に使おうと思わないモノであれば
取り置かないようにしましょう
旅行用品
旅行や出張用には、普段使っているモノを
その都度詰め替える方が気持ちよく使えたり
収納場所は
旅行カバンやスーツケースの中
の方がいい場合もあります
他にも、洗面所で使わないモノは、場所を移動させると
スペースにゆとりが出来、使いやすくなります
掃除する
隙間も多く
ホコリと髪の毛がたまりやすい場所です
「こんなところまで…」と驚くくらい
ドライヤーで髪の毛が舞い上がり
洗面台の上や壁に張りついています
日々の洗面所の掃除は
ついで掃除のクセをつけましょう
歯を磨いたついで
顔を洗ったついで
手を洗ったついでに
さっとクロスで拭けばキレイになります
掃除には
マイクロファイバークロスがおすすめです
※100均で豊富に品揃えがあります
スポンジ代わりに、こすった後
拭き上げまで1枚で完了します
収納する
洗面台下の収納は
- 扉タイプ
- 引き出しタイプ
が一般的です
扉収納
鏡裏
取り出しやすく使いやすい場所なのですが
定位置を決めておかないと、すぐにぐちゃぐちゃになりやすい場所でもあります
歯ブラシは、このようなグッズを
鏡とびら裏につけることで浮かせられ
どんな色の歯ブラシを使おうとも
扉を閉めてしまえば、色のごちゃつきを感じさせません
ホコリも気にならず
扉を閉めても隙間は開いているので
濡れていても大丈夫です
↓参考商品↓
色々なタイプの収納を試しましたが
浮かせられ簡単に出し入れ出来る
このタイプが一番良かったです
100均にも似たモノがありますが
スチール素材の方が丈夫でしっかりしています
わが家の愛用品です
▼おすすめの歯ブラシをご紹介しています
また、歯磨き粉やコップも
フックを使って、浮かせる収納にすると
掃除が楽になります
洗面台下
扉タイプは、奥に配管がある場合が多いので
コの字ラックで上下に区切り
ボックスを使って引き出す収納にすれば
奥まで有効活用出来ます
↓参考商品↓
耐荷重1段あたり5㎏と頑丈なスチール製です
棚板がフラットなのでボックスを置いても
引っ掛かりが無く、出し入れがスムーズ
掃除もしやすいので、おすすめです
※奥行40㎝タイプはキッチンでおすすめしています
プラスチック製は安いのですが、重さに耐えきれず棚板が反ってきたモノをたくさん見てきたので、長く使うモノはしっかりしたモノをおすすめします
細かいごちゃつきがちなモノや
パッケージがカラフルな洗剤などは
扉収納の中に収めることで見た目もよく
掃除も楽になります
出来れば
できる限り扉の中に収めてしまいたいですね
その際は、扉の厚みを引いて
サイズをしっかりと測った上で
収納用品を準備しましょう
この厚みを忘れて
ぴったりの収納用品を入れてしまうと
引き出す度に引っかかり
ストレスになりかねません
「結局、出しっぱなし」にならないためにも
収納用品選びは慎重にしましょう
引き出し収納
引き出しタイプも、仕切ることで分類でき
使いやすくなります
引き出す度に前後に動くので
画像のように
収納用品の置き方を横にする工夫
をしています
※わが家のパナソニック製洗面台に
無印良品の整理ボックスが
シンデレラフィットします
↓参考商品↓
床下収納
洗面所に床下収納があることも多いです
開閉のわずらわしさを考えると
あまり積極的に使うことはおすすめしません
気密性が高いため
高齢になり力が弱くなると
開けられなくなることが考えられます
収納が足りない場合には
ストックなどの収納に利用することを
おすすめします
また
浴室前に設置されているお宅では
段差が出来るため珪藻土マットが使えません
(珪藻土マットが割れてしまうため)
家探しの際のポイントとして、覚えていると役立ちます
その他
浴室の出入り口付近には
バスタオルを置くスペースを確保しましょう
バスタオルに限っては
出しっぱなしが使いやすいです
但し、日々循環するよう
適正量に気を付けましょう
下着やパジャマも洗面所に置けると
更に、動線がスムーズになります
▼適正量の考え方について解説しています
▼愛用のタオルをご紹介しています
洗濯機の側には、洗剤や、その場で干すなら
ハンガーや洗濯バサミが側にあると便利です
ハンガーはからまないように
種類ごとにファイルボックスを利用して
収納しています↓
その上には
洗濯バサミやネット、洗剤等を置いて
動線を短く作業出来る工夫をしています↓
洗濯機の上や側面、壁面の空間も
上手く使って収納を作りましょう
突っ張り棒を活用すると
収納の幅が広がります
わが家では
珪藻土マットの収納に利用しています
↓参考商品↓
わが家の洗面所の可動棚は
幅78cm、奥行30cmです
それぞれの収まり具合を参考にしてみて下さい
ご家庭によって
洗面所の広さや収納のタイプ
数や位置が違うので
どこに何を置いたらいいのか
の正解はありませんが
モノの持ち方と収納の工夫で
使いやすくすることは可能です
▼生活動線について解説している、こちらの記事も参考にしてみて下さい
▼お片付け実践のまとめ記事です
まとめ
洗面所のお片付け手順
洗面所は
髪の毛やホコリが溜まりやすい場所です
楽に掃除が出来る工夫をすることで
日々快適な空間になると感じます
使いやすくするためには
ゆとりのある7~8割収納が望ましいです
取り出しにくいと、しまいにくくなり
出しっぱなしになりがちです
または、適当に手前に突っ込んでしまうと
気づけば中はぐちゃぐちゃになり
奥で死蔵するモノが生まれます
朝起きて夜寝るまで何度も使う洗面所が
心地いい空間だと、気持ちがいいものです
そんな空間作りの参考にしてみて下さい