下駄箱に入らない靴が、いつも玄関に散乱しているわ
ブーツとかサンダルのシーズンものは収納に悩む
このように感じている人に向けた内容です
ついのすみかづくり(@tsuinosumika15)
整理収納アドバイザーの akemiです
下駄箱の靴収納は
- 日々出し入れする場所である
- 収納するアイテムが限られている
- スペースに限りがあるので適正量を判断しやすい
ことから
お片付けの苦手な人にも
取り組みやすい場所です
出かける時の靴選びに悩まない
下駄箱の片付け方をご紹介します
下駄箱の整理収納効果
- 玄関に脱ぎっぱなしの靴が無くなる
- 履きやすいお気に入りの靴だけになる
- 傘やスリッパ、鍵などの収納も可能になる
下駄箱の片付けは
暮らしやすさにつながる効果があります
玄関は家の顔とも言われる場所なので
ぜひ取り組んでみましょう
整理収納の手順
全部出す
すべて出してみましょう
下駄箱の上に積み上げている箱や
袋に入ったモノまで、すべて出しましょう
玄関のタタキに置けないくらいあるわ
収納されている時は
それほど感じていなくても
出してみると
その数に驚くのではないでしょうか
下駄箱の扉を閉めてしまうと
外からは中が見えず
モノの量を意識しないまま新しく買うことで
モノは増えてしまいます
お子さんのサイズアウトした靴など
そのまま残っていたりしませんか?
どれだけのモノを持っているのか
目で見て把握することからお片付けは始まります
ちなみに、上の画像は父と母の2人が暮らす私の実家です
掃除する
下駄箱の中は
思ってる以上に砂利や泥で汚れています
日課で、前日履いた靴はブラッシングしてからしまってるけど、棚板って結構汚れてるのよね
棚板は、何も敷かずサッと拭ける方が
マメに、楽に掃除が出来ると感じます
きれいに拭いたら
ここに戻したいと思う靴を
次のステップで選んでいきましょう
整理する
【実践1】で解説した冷蔵庫と違い
賞味期限が無いので
いる・いらないの判断力が必要です
この1年履いたかどうか
を考えながら、靴の状態を確認しましょう
明らかにくたびれている靴は
モノとしての役目を終えたと考えましょう
踵がすり減っている靴は
きっと履きやすかったのでしょうね
踵をなおして履き続けるのもいいですし
他にもお気に入りがあるなら処分するのかを判断しましょう
昔はヘビロテで履いていたけど
もう今は履いていない流行の靴
気に入って買ったけど、実は
痛くてあまり履いていなかった靴
などはありませんか?
もしこれから先
すすんで履きたいと思わない
なら手放すことを考えましょう
▼「高かったから」や「あまり履いていないから」という理由が思い浮かんだ時は、こちらの記事を参考にしてみて下さい
どんなに高かったモノ
気に入っていたモノでも
経年劣化します
※接着剤の劣化で、剥がれたり変色します
どんなにデザインが素敵でも
靴擦れする靴は
足に合っていない証拠です
履きやすいお気に入りの靴だけ残しましょう
分類する
- 季節ごと(ブーツやサンダル など)
- 個人ごと
- よく履く靴
- 冠婚葬祭用
- 下駄や草履 など
使用頻度も考えて分けていきます
また
靴以外のモノを収納している人もいるのではないでしょうか
ところで
傘は何本ありますか?
それは家族分ですか?
「いや、何人家族やねん!」
と、つっこみたくなるほど
異常に傘が多いご家庭を見かけます
はい、父と母の2人が暮らす私の実家がそうです
ついビニール傘を買ってしまうのなら
その理由を考えてみましょう
持って行くのを忘れるなら
負担にならない軽い折り畳み傘を持つ
どこかに忘れたり無くしたりするなら
とても高級な傘を持つ
といったことで
逆に心理的に忘れなくなるかもしれませんよ
お気に入りを大切に使う暮らし
を目指してみませんか?
収納する
適正量
さて、必要と判断した靴は
下駄箱に入る量でしょうか
ここを考えることが
靴収納の一番のコツになります
スペースには限りがあるので
やはりここに入るだけが適正量と考えます
▼適正量の考え方について解説しています
収納用品
以前、実家で使っていた
スペース活用の収納用品に
2足を上下に重ねて収納するグッズがありました
確かに、収納出来る容量は増えますが
出しにくく、しまいにくいモノは続かず
またすぐ、ぐちゃぐちゃになるため
マメな人でなければ、おすすめしません
使いやすいのは
出しやすくしまいやすい収納です
ただ、どうしても手放せない
けど入らない場合は
シーズンごとに入れ替えする方法
を選択しましょう
今、履く靴を下駄箱の中に
オフシーズンの靴は、箱やケースにしまって
別の場所に収納します
ただし、別に収納する場所があっての話です
その場合には
中にどの靴が入っているのかを
外からでも分かる工夫が必要です
残したいモノが
そのスペースと入れ替えの労力に見合うのか
今一度モノと向き合い考えてみましょう
定位置
下駄箱の棚が可動式であれば
高さを調節しながら収納していきます
よく履く靴は、一番取り出しやすい位置に
小さな子供と背の高い大人では
取り出しやすい高さが違います
それを考慮しながら、位置を決めていきます
場所が決まったら、そこが定位置です
必ず同じ場所に戻します
※シーズンで入れ替えする場合
ブーツなど高さが違うことがあるので
再度位置決めする必要があります
戻す場所が決まっていれば
出しっぱなしになる靴は無くなります
よく考えたら当たり前のことなんですが、案外このことに気づいていない人は多いです
新しい靴を買うなら
1足処分することを約束ごとにしましょう
お金が無ければ買えない
のと同じように
スペースが無ければ買えない
と考えることが出来れば
もう下駄箱があふれることはないでしょう
人間の足は誰しも1足しかありません
- 靴は毎日履くよりも、1~2日休ませてあげる方が長持ちするそうです
- お仕事や学校で履く靴は3~4足をローテーションしながら履くのが良さそうですね
- 成長期で、すぐサイズアウトしてしまうお子さんの靴でも、2足くらいを回す方が持ちがいいようです
もし、靴の量がそれほど必要ないとなれば
その分、傘や来客用のスリッパなども
下駄箱の中に収納できます
- 突っ張り棒を利用して、傘を引っかける
- 扉の内側にタオルハンガーを取り付ければ、スリッパを収納出来る
そうすれば
傘立てやスリッパラックが要らなくなります
また、中にゆとりが出来たなら
扉の内側に鍵や印鑑を入れられる
小物入れを取り付けられるかも知れません
すると
下駄箱の棚に、モノが溜まりにくくなります
外に出ているモノが少なければ、スッキリし、掃除も楽になります
▼お片付け実践のまとめ記事も参考にしてみて下さい
まとめ
下駄箱のお片付け手順
下駄箱は、収納アイテムこそ少ないものの
スペースには限りがあって
どれだけの量を持つのか
という判断が重要になります
まさに
モノと向き合うことが必要な
お片付け場所でもあります
モノを持つことを意識出来るようになるには
こうした判断の積み重ねが必要です
少しでも早いうちに、この意識が持てると
その後の暮らしはどんどん楽になります