ミニマリストの暮らしって、モノが無くて不自由じゃないの?
我慢する暮らしなんて、まったく魅力がないわ!
このように感じている人に向けた内容です
ついのすみかづくり(@tsuinosumika15)
整理収納アドバイザーの akemiです
人は少ないモノでも
満足して暮らすことは出来るのでしょうか?
私は
ミニマリストの持つ考え方を
少し意識することで叶う
と考えています
その考え方をご紹介します
ミニマリスト志向
ミニマリストは
「最小限の」という意味の「ミニマル」(minimal)から派生した造語で
- 必要最小限のモノで暮らす人のこと
- 自分にとって本当に必要なモノだけを持つことで豊かに生きる
という考え方に使われています
そう聞くと
- 必要最小限のモノだけ
- 欲しいモノを我慢
- モノが無い不便な生活
といった、ストイックな暮らしを
イメージする人も多いかも知れません
なぜなら、私たちの暮らしは
モノを使うことで成り立っているからです
モノを持つことで便利になったり
欲求が満たされたりします
モノを欲してしまうのは自然なことなんですね
だから
それに反するミニマリズムな暮らしは
モノを持たない=我慢、不便
と捉えてしまうのかも知れません
私たちの暮らす世の中は
店に行けば、魅力的なディスプレイに
テレビの通販番組では、あのトーク力に
購買意欲を掻き立てられてしまいます
欲しいと思ってなかったモノまで欲しくなってしまいませんか?
- すでに同じようなモノを持っているのに
また別の似たようなモノが欲しくなって買ってしまう - あったら便利そうだから買ってしまう
そうやって気づけばモノが増えてしまいます
それらが消費されるモノならまだしも
そうじゃないモノは、処分しない限り
どんどん家の中に増えていきます
そうした結果
「片付かない」
と悩むことになるのではないでしょうか
そんな人間の物欲に対して
ストイックに我慢することなく
自然と満足した
それでいて片付いた暮らしを叶えるために
ミニマリストの考え方を
少し取り入れてみましょう
モノにこだわる
お気に入りを持つ
気に入ったモノがあると
それで満足出来るので
同じようなモノを必要としなくなります
衝動買いや取りあえずで買ったモノは
飽きがくることが多かったのに対し
慎重に選んだモノは
失敗が少なく、お気に入りになる可能性が
高いように感じます
もし壊れたり、寿命がきて買い替える時にも
お気に入りならば
同じモノを選択出来ます
アイロンやドライヤーなどの家電製品は、同じシリーズで買い直すことが多いです
サイズが変わらないので
収納場所を変えたり
考え直す必要がありません
たとえば、アイロンを
スチームタイプからドライタイプ
に変えてしまうと
収納するための用品と霧吹きなどの道具
が増えることになります
アイロン
リピートしている
パナソニックのカルルシリーズ
コードレスのWヘッドは
思っている以上に使いやすく
ステンレス×ニッケルコートは
すべりもいいので長年愛用しています
シンプルな
パナソニックのドライアイロン
余分な機能が無い分、安価で軽量
とてもいい商品だと思いながら
霧吹きや収納ケースが別途必要になるため
いつもわが家では選ばれません
パナソニックドライアイロンの
ロングセラー商品です
また、ヘアードライヤーを
ハンドル部分が折り曲げられないモノに
変えてしまうと
現在の位置には入らず
収納場所を変更する必要が生じます
ヘアードライヤー
リピートしている
パナソニックのナノケアシリーズ
ずっとこのシリーズを使っているので
当たり前になっていますが
旅先や他で違うドライヤーを使うと
改めて速乾とまとまりの良さを感じます
いつかは使ってみたいと思っている
美容師さんおすすめのレプロナイザー
現在販売されているのは
2Dから7D、27D Plusまで
性能とコスパのバランスで
4Dがおすすめです
毎日使うモノや長く使うモノは、ちょっと高くてもいいモノを選ぶようなりました
「高かったから」と手放せなかった
自分の心理を逆についた買い方
かも知れません
必要なモノにこそ
お気に入りを持つことが出来れば
モノは増えにくくなります
気づけば10年20年使ってます、といったモノが増えていけばステキですね
定番品を持つ
夫婦茶碗など、片方が割れてしまっても
残ったモノは取り置いたまま
また対で買ってしまうことはありませんか?
残ったモノでも、壊れたり破れたりしていなければ捨てにくいですよね
そう思いながら捨てられず
だけど揃えたいという気持ちがあって
またお揃いで買うことを繰り返せば
必然的にモノは増えていきます
定番品は、いつでも必要な分だけ
買い足せる安心感があります
食器や下着など
そんな気に入った定番を持った暮らしは
楽だなと感じます
ロングセラー商品は魅力的ですね
食器
わが家では、使わない日がないほど
毎日ヘビロテしているお皿です
下着
はき心地がよくて愛用しています
▼こちらの記事でご紹介しています
持てる数を決める
収納の指定席が決まっていると
ひとつ買えば、ひとつ処分しなければ
入らなくなります
クローゼットの適正量
服には、ハンガーの数を決めることで
持てる数を意識してみてはいかがでしょうか
買った分だけ手放すことを意識すれば
モノが増えることはありません
クローゼットの適正量が分かる計算式というものがあります
クローゼットバーの長さ÷3=ハンガーの数
90cmなら30本になりますが
ゆとりのある8割収納を目指すなら24本
といった具合に
数を意識する目安になりますね
一度、ご自身のクローゼットを
確認してみて下さい
ハンガー
▼クローゼットの片付け方について解説しています
買い方を見直す
コストコを利用している人も
多いのではないでしょうか
海外感満載で
行くだけでなんだかワクワクしますよね
ただ、ひとつひとつが大きく
たくさん入っているので
きちんとストックの場所を確保
しておかなければ
消費するまで床に置きっぱなし
という状態になりかねません
確かに…どうせ無くなるものだからと思って、それまで適当なところにつっこんでるかも
また、お得に買えたつもりでいても
多すぎて腐らせてしまったり
飽きてしまったりではもったいない
ストックは持たなければ
その分のスペースは必要ありません
収納に悩むことが無くなるということです
コストコで人気のキッチンペーパーは、パントリー内に収納場所を確保して、最後の1つになった時点で購入するようにしています
収納スペースを考えて買うことを意識すれば
安かったからという理由で大量に買うことも
無くなるでしょう
もしかすると、スーパーに行くよりも
ネット注文の方が
無駄買いが無くなるかも知れません
買い方を見直すことで
違うメリットに気付くことがあります
まとめ
ミニマリストから学ぶ 楽な暮らしの考え方
買うことを我慢するのではなく
持つモノを意識し、持ち方を変えることで
暮らしは楽になります
私自身、整理収納を学び
モノと向き合うようになったことで
モノを持つことに、とても慎重になりました
一度買えば
そうそう買い替えず長く使うモノは
サイズや価格、口コミまで調べてから
決めるようにしています
お店で実物を確認して、ネットで安く買う
ことも多いです
モノは、手放すことより
持つことに意識を向ける方が
はるかに簡単だと感じます
私は、ミニマリストではありませんが
自分にとって心地いいモノの持ち方で暮らす
ことを心掛けています
モノの出入りは
入り口を小さく、出口を大きくして
家の中にモノがあふれることのない暮らしを
つくりましょう