寒いのは嫌だけど、電気代が気になるわ
ひとりの時だともったいないって感じてしまう
こんな風に感じている人に向けた内容です
ついのすみかづくり(@tsuinosumika15)
整理収納アドバイザーの akemiです
ライフステージの変化とともに
家族の家の中での過ごし方も変わってきます
これまで、リビング中心だった暮らしが
仕事では、リモートワークが定着したり
子供は、大きくなるにつれ
自室で過ごすことが多くなることも
全館空調システムでなければ
個別に季節家電が必要になります
夏場のエアコンや扇風機と違い
冬の暖房器具は、種類が多い上に
光熱費が高いのも特徴です
電気代の比較と手入れの手間
季節家電必須の収納までを考えた選び方をご紹介します
暖房器具の選び方
使用場所、使用目的に合わせて
- 本体価格
- ランニングコスト
- 手入れの楽さ
- 収納場所
を考えましょう
特に、季節家電は
使わない時の収納まで考えて選ぶと
後悔しません
電気代比較
熱源には、ガスや灯油などもありますが
供給が容易な電化製品で比較しています
商品による個体差はありますが
スポット的にあたたまるサイズで比較
暖房器具 | 消費電力 | 電気代(1時間あたり)約 |
---|---|---|
オイルヒーター(6畳) | 1200W/700W/500W | 37.2円/21.7円/15.5円 |
セラミックファンヒーター(6畳) | 1200W/600W | 37.2円/18.6円 |
電気ストーブ 遠赤外線 | 900W/700~250W | 27.9円/21.7~7.7円 |
こたつ(70×70cm) | 400W | 12.4円 |
ホットカーペット(1.5畳) | 370W | 11.5円 |
フットヒーター(一灯式) | 180W/30W | 5.6円/0.9円 |
電気毛布 | 53W/32W/9W | 1.6円/1円/0.3円 |
消費電力は
朝の身支度時や
お風呂上りのヒートショック対策など
短い時間に使用する場合と
デスクワークなど
長時間使用する場合で使い分けると
電気代が節約できます
電気代の計算式
電気代がいくらかかるのか
覚えておくと役立つ知識です
消費電力(W)は
取扱説明書やメーカーサイトで確認できます
消費電力(W)×1時間×電気料金単価※=1時間にかかる電気代
※2023年の目安単価31円/kWh(税込)で計算
2022年は27円/kWhでした
※公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問より
たとえば
消費電力690Wの電化製品を
1時間使用した時の消費電力量は
690W×1時間=690Wh
690Wh÷1,000※=0.69kWh
※1,000で割るのは単位をそろえるためです
これに、電気料金単価をかけることで
0.69kWh×31円/kWh=21.39円
1時間にかかる電気代が分かります
ただし
常に一定の電力消費をしないエアコンなど
外気温や室温、その他の条件により
実際にかかる金額は
計算と異なることがあります
手入れ/収納
使う時のことは考えても
- 日常の手入れ
- 使わない時の収納場所
まで考えず買ってしまえば
「面倒くさい」「片付かない」
となってしまいます
たとえば
- こたつ
- ホットカーペット
電気代が安い暖房器具ですが
シーズンオフ時には
掛け敷き布団や、カバーを
洗濯する、クリーニングに出す
といった手間が必要になります
また
収納にもスペースをとることが多いです
実は、わが家でも結婚当初
家具調こたつをダイニングテーブルとして
使っていたのですが
こたつとして使う時の掛け布団の
毎日の掃除をとても面倒に感じていました
現在は、マイホームを床暖房にしたことで
季節家電の数を減らすことができ
手間も収納スペースも不要になりました
使うことで得られる快適さと
持つことで増える手間の両方を考えた
モノの持ち方が、暮らしを楽にします
▼こちらの記事も参考にしてみて下さい
おすすめの暖房器具
着る毛布
電化製品ではありませんが
毛布素材※が、服型になったもので
※マイクロファイバーやフリースなど
当然、電気代はかからないので
コロナ禍で家時間が増え
光熱費が高騰したことで人気があります
気軽に羽織れて、動き回れるので
暖かい場所から出られない、離れられない
といったことがないのも人気の理由です
わが家も、いくつかのメーカーを
購入比較しましたが
- 生地の厚さ
- 襟元・袖口の仕様
の違いで、あたたかさにも差があり
日常の使い勝手でも良さが感じられたのが
LOWYA(ロウヤ)のGROONY(グルーニー)です
参考価格 3,990円
首元までしっかりおおえるデザインで
袖口が2重で、内側がゴムなので
水を使う時にもサッと腕まくりができます
重さ1kgほどなので
肩が凝ると感じたこともありません
寝る時は
布団の上にかけるとあたたかくなり
余程寒い時は
着たままもぐりこむこともあります
着ていない時は、ハンガーにかけていますが
ループがあるので、ずり落ちません
日常の手入れも、洗濯機で洗え
お天気がよい日なら、1日で乾きます
着る電気毛布
広げて敷いたり、掛けたりするだけでなく
スナップがついていて着られるものが人気です
コントローラーが外せるので
動くこともでき、洗えます
ちなみに、USBタイプは
充電が面倒になることがあるので
気楽なのはコンセントタイプです
わが家が愛用しているのは
KURASHI NO KATACHIのクルンです
デスクワークで動かない時は
着る毛布だけでは
どうしても足元が寒くなるので
ひざに掛けるというよりは
腰から下に巻き付けています
ただ、重さが2kgあるので
着て座っている分には重さは感じませんが
着たままは動きづらいと感じることがあります
北欧テイストのツリー柄で
お値段が安いこちらと悩みました
シーズンオフには
きちんと洗って収納することで
次に使う時にも気持ちよく使えます
洗い方にも、長持ちさせるコツがあります
コントローラーは、必ず外し
ドラム式洗濯機は不可※なので手洗いで
※叩きつけるように洗うため中の電熱線に負担がかかるから
縦型洗濯機の場合はネットに入れ
回転数の少ないコースでやさしく洗い
脱水も短めが基本です
厚みはありますが
平らになるので、収納はしやすいです
購入時の箱(W48×D34×H11cm)
のサイズで収まります
収納用品
シーズンオフに収納する時にも
無印良品のPP収納ケース横ワイド大に
家族分3枚がちょうど収まるサイズ感です
それほど重さが無いので
イケアのスクッブに入れて
枕棚に収納するのもおすすめです
フットヒーター
メトロのフットヒーターも愛用しています
立ち上がりの早いハロゲンヒーターなので
すぐあたたかくなります
その後は低温でも木枠でゆっくりあたたまり
細かい温度調節もできるので
長時間のデスクワークに適しています
ただ、そのまま床置きしたくなければ
シーズンオフだけではなく
使わない時に置いておく場所も
考える必要があるかもしれません
それほど大きくはありませんが
重さが3kgあるので
面倒くさがりの人には向かないのかなと感じます
実際わが家では
在宅ワーク時の主人用に購入したものの
毎日セットするのが面倒だと
今は私の愛用品となっています
手入れは、裏側のボルトを外せば
底の部分が引き出せ
溜まったホコリを取り除くだけなので
手入れはすごく楽です
電気ストーブ
短い時間で使用する場合は
電気ストーブがおすすめです
安全機能
- 自動電源オフ機能
- 二重安全転倒スイッチ
- 赤外線センサー機能
があるものが安心で
アラジンのグラファイトヒーターもそのひとつ
電気ストーブに大敵なホコリも
正面のガードが簡単に取り外せるので
楽に掃除ができます
サイズ W30×D30×H88.4cm
重さ 3.5kg
と、比較的コンパクトで
すきまにも収納しやすいサイズです
まとめ
スポット暖房の選択肢
暮らしが変われば、必要なモノも変わります
モノを持てば、手入れをしたり
収納場所を決めることも必要になります
そこまで考えて選んだものは
暮らしに、しっかりとなじむはずです