思い出のモノって、どう片付けたらいいの?
写真とか手紙は、見入ってしまうわ
時間だけ経ってしまって、結局全然片付かないのよね
こんなお悩みに答えます
ついのすみかづくり(@tsuinosumika15)
整理収納アドバイザーの akemiです
片付けてる途中で思い出のモノに当たると
人は過去の思いに浸り
片付けの手は完全に止まってしまいます
思い出と、心地いい距離感を保ちながら
片付ける方法をご紹介します
思い出のモノ
思い出のモノは
ただ持っているだけで安心するモノも多く
基本的には
無理に処分する必要はない
と考えています
とはいえ
思い出があるからと無条件に取り置けば
モノがあふれてしまうのも事実です
何を大切にしているのかは
人それぞれの価値観で違ってきます
写真
写真は、今でこそデジタル化されて
管理するのも楽になりましたが
昔はネガフィルムをプリントしていました
若い方でも、実家や祖父母宅で
目にしたことがあるのではないでしょうか
まだその状態で残っているのであれば
写真が劣化する前に
データ化するのがおすすめです
データ化には下記の方法があります
スマホのスキャナーアプリ
↓おすすめのアプリ↓
プリンターのスキャナー機能
自宅にプリンターあれば
アプリよりカバーで押さえる分
写真がフラットになるので
きれいに読み込めます
ただし、プリンターの性能によって
仕上がりに差が出ます
わが家では、現在の少し安価なものに変えてから画質が前より落ちたと感じています
今のスマホのカメラは画質が良く
アプリの方がきれいな場合があるので
比較してみて下さい
読み込みに時間がかかるため
枚数が多い場合は
下記のサービスをおすすめします
店頭に持ち込む
↓参考サイト↓
カメラのキタムラ
紙・写真をCDにデータ化してくれます
(お店注文のみ)
インターネットサービス
↓参考サイト↓
節目写真館
業界実績No.1の写真デジタル化サービス
ビデオ
ビデオも、昔はVHSのビデオでした
しかし、2016年に
ビデオデッキの生産が終了しているため
今後は見られなくなります
もしまだデッキをお持ちなら
故障する前に、中を確認して下さい
ラベルに○○結婚式、□□温泉旅行と書かれていても、ドラマやお笑い番組に上書きされていることもあります…はい、実家での実話です(笑)
また、一昔前
ホームビデオの規格サイズは8mmでした
こちらも本体が無ければ、見られません
残したい内容であれば
- DVDデッキとつないでダビング
- パソコンとつないでデジタル化
してしまいましょう
そんな高度なことは無理よ!と思う方は
データ化してくれるお店の利用がおすすめです
↓参考サイト↓
【想い出ビデオDVDダビング工房】
低価格1本498円〜
※クリックするとサイトに飛びます
ただし、ディスク保存も
永年というわけでは無さそうです
データではなく
ディスクの方が10年~30年で劣化する
場合があるそうなので注意が必要です
データ化した後は
クラウドサービスを利用する方法もあります
- Googleフォト
- マイクロソフト OneDrive
- Amazon Photos
私は、Googleフォトにアルバムにして保存しました
いつでもどこでもスマホで写真や動画が見られます
残念ながら、Googleフォトは
2021年6月から容量が無制限ではなくなり
最大15GBに制限されています
その他のサービスも
容量により利用料金がかかります
今後、データの管理にも
お金がかかる時代になります
整理することが
今まで以上に必要になってきますね
大量にあった写真やビデオも
データ化することにより
コンパクトに保存できるようになります
でも、私は紙の写真をスクラップブッキングするのも好きです
日付けはもちろん、場所も記載しているので、見れば当時のことを鮮明に思い出せます
思い出の保管方法は人それぞれですね
子供に関するモノ
子供の思い出のモノは
子供のためと言うより
親の思いの方が強い場合も多いようです
誰の思い出なのか
誰のために保管するのかを
念頭において判断していきましょう
赤ちゃんの時のモノ
- ファーストシューズ
- シルバースプーン
- 当時、着ていた服
- いつも一緒に寝ていたぬいぐるみ
などは、思い出の塊ですよね
状態を確認した上で
残すと判断した場合は
大切に保管しましょう
へその緒は、私が旅立つ時には棺に入れてもらおうと思ってます
作品
パパやママのために書いてくれた
お手紙や似顔絵は一生の宝ものですね
劣化させないためにもデータ化しましょう
その上で手放せないと思うモノは
ファイルにまとめて保管しましょう
データ化しても手放せないモノは多いです
園や小学校に上がると
年度末にまとめて持ち帰る
絵や作品の数はハンパないです
- 絵の具
- のり
- セロテープ
は、劣化により変色し
ボロボロになってきます
そうなる前に
作品を子供に持たせて写真を撮っておく
ことをおすすめします
写真に収めたことで納得出来れば
保管場所がいっぱいになった時点で
手放しやすくなります
子供が成人した現在、手元に残しているモノはこの1点だけになりました
賞状やメダル
子どもの頑張りは
親にとっても誇らしいものです
目の届く場所に飾り
心を満たすのもいいですね
ただ、優秀なお子さんなら
これから何枚も何個も
持ち帰るかも知れません
多く飾ることでごちゃついたり
掃除が行き届かなくなるのであれば
数を決めて、残りは
子供と相談した上で
保管するのか手放すのか判断しましょう
夫婦の思い出
結婚式の思い出を
お持ちの人も多いのではないでしょうか
重厚なカバーまたは箱に入ったアルバムは
今見ると小っ恥ずかしさしか感じませんが
それでも、なかなか手放しにくいものです
あくまでも、個人の感想です
中には、ドレスやブーケ、芳名帳など
手元に残している人もいるかもしれませんね
人は歳を重ねるにつれ
古いものへの思い入れが
薄れていくようになっています
いつか
「もういいかな」と思う時が来たら
手放すタイミングなのかなと思っています
親の思い出
親が、入学や就職の祝いに買ってくれた
時計や万年筆など
もう使えなくなっていても
親との思い出を感じるものは
手放しにくいものです
その思いは、親が亡くなっていれば
より強くなっているかも知れません
小さなモノならばまだいいのですが
結婚の時に持たせてくれた
- 婚礼箪笥
- 着物
などに悩んでいるという話もよく聞きます
理由は
今の暮らしに
必ずしも必要ではなくなってきている
からでしょう
今の住居は
備え付けのクローゼットがある場合が多く
婚礼箪笥を置くと狭くなってしまうようです
私の友人は、新築マンション購入後に
婚礼箪笥を処分しました
亡くなったお母さまに
買ってもらったモノだったのですが
引き出しが重くなっていて
新居のウォークインクローゼットの中で
カサを取っていたとのこと
軽い収納ケースに変えたことで
日々のストレスが減り
後悔は無いと話してくれました
着物の保管にも手間がかかります
本当に残したいモノだけ
手間がかけられる枚数だけ
持つことが必要なのではと感じます
もし、今の暮らしを手狭だなと感じたり
手間がかかるなと思いながらも
思い出という理由だけで持っている
のであれば
たとえ手放すという選択をしても
ご両親も納得してくださるのではないでしょうか
子供を悩ませたい親はいないはずですからね
↓着物買取参考サイト↓
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その他
卒業アルバムや卒業証書は
表紙が立派すぎるが故に
見ることがなくても
青春の思い出という名のもと
持ち続けている人も多いのでは
収納場所が無い
つっこんで入れているだけなら
手放してもいいモノなのかも知れませんね
私は、すべて処分しましたが、困ったことも後悔もないです
旅行に行った時のパンフレットが捨てられず
ついつい取り置いてしまうのであれば
写真と一緒にアルバムに貼ったり
データ化することで残す方法を考えましょう
モノと向き合うことで
思い出だと思っていたけど
実はそれほど思い入れのないモノだと
気づく場合もあります
中には、なぜこんなモノを残していたのか
と思えるモノも出てくるでしょう
- ただ単に処分を先延ばしにしていた
- 時の経過により思い出の価値が変わった
と判断出来れば
これを機会に手放しましょう
思い出の収納方法
思い出を収納するための場所
を確保しましょう
あちこちに散らばった思い出を
ひとつにまとめることで
思い出の量が分かります
最初からコンパクトにするのは
難しいかも知れません
はじめは
意識しやすいようにしまい込まず
引き出しの1段分など
普段から開け閉めしやすい場所に決めて
時々、思い出のモノと向き合ってみて下さい
思い出は意識しなければどんどん増えていく
と分かれば
- 何を残したいのか
- 何を手放せばいいのか
が見えてくるはずです
最終的には
思い出という安心感を持ちつつ
残して逝くには
バンカーズボックス1箱分
くらいがちょうどいいのかなと感じます
バンカーズボックスとは
バンカーズボックスは、丈夫で使いやすい段ボール素材の保管・収納ボックスです
100年以上前、銀行向けに大量の書類を適切・効率的に保管するための段ボール箱を製造・販売したことが始まりで、今なお世界中で支持されています
↓おすすめ収納用品↓
最後は土に還る素材なのも、いい選択かも知れませんね
▼データ化については、こちらの記事も参考にしてみて下さい
▼感情と向き合う方法について解説しています
まとめ
思い出の保管と手放し方
思い出に向き合うと、当時を思い出し
笑ったり泣いたり出来ます
自分の感情に素直に
残したい思い出を選んでいって下さい
そうして残った思い出は
きっとこれからもあなたを支え
心を豊かにしてくれるでしょう