布団の上げ下ろしが、年々しんどくなってきたわ
でも、ベッドを置くと部屋が狭くなっちゃう
こんな人に向けた内容です
ついのすみかづくり(@tsuinosumika15)
整理収納アドバイザーの akemiです
床に布団を敷いて寝るという文化は
狭い住空間を有効的に利用する為のもの
近年でこそ、ベッドが普及していても
昔からの習慣やこれまでの暮らし方から
布団の上げ下ろしを
しんどいと思いながらも
今の暮らしを変えることの方が
億劫や難しいと感じてしまい
そのまま暮らしている
という人も多いのではないでしょうか
しかし
「人生の約1/3は寝ている」と考えると
身体に負担の少ない(かからない)
ベッドを選択するメリットは
早ければ早いほど大きいと感じます
ライフステージは今後も変わるから
モノの持ち方・考え方を変えることで
暮らしは楽になります
ベッドのある寝室を持つメリットと
寝具の選び方についてご紹介します
布団を敷く暮らし
「布団を敷く」という選択する理由は
空間を様々な目的に使える
ということに尽きるのではないでしょうか
- 間取りが狭い
- 家族が多い
といった理由であれば
限られた空間を有効利用するために
布団を選ぶメリットは大きいでしょう
でも、もし
- 押入れにしまうのが面倒
- 収納する場所が無い
と感じ
「出しっぱなし、敷きっぱなし」なら
せっかくの布団のメリットが
打ち消されてしまいます
また、逆に毎日
きっちり押し入れにしまっている場合も
湿気を考えると、心配な面も
ベッドのある暮らし
布団のデメリットが
ベッドではメリットになります
- 布団の上げ下ろしが不要
高さがあることで
- 寝起きが楽
- 冷え対策になる
- アレルギー対策になる
ライフステージが変わり
歳を重ねるほどに
そのメリットは大きく感じられるでしょう
老いは誰しもにおとずれます
ならば
今からでも、少しでも早いうちに
寝室にベッドを置くことを
考えてみてはいかがでしょうか
寝室の作り方
とは言っても
ベッドを置く部屋・スペースが無い
という場合でも
- 衣裳部屋として、一部屋使っている
- 子供が独立した後も、そのままにしている部屋がある
といったケースも少なくありません
今を一番に考え
モノの持ち方や考え方を変えて
部屋に用途を持たせることで
寝室を作ることが出来るかも知れません
大量の服を持つより
もったいない空間の使い方をするより
睡眠の質を上げる方が
価値があると思いませんか?
▼部屋に役割を持たせる方法について解説しています
マットレスの選び方
睡眠の質を上げるために
マットレス選びはとても大事です
- メーカー
- 素材
- 硬さ
- サイズ
- 価格 など
選択肢が多い中でも
耐久性を一番に考えて選ぶと
失敗や後悔が少ないと感じます
マットレスの種類
コイル | ポケットコイル ボンネルコイル |
---|---|
ノンコイル | ウレタン(高反発/低反発) ファイバー ラテックス |
新素材も多い中
安心しておすすめしたいのは
100年もの長い歴史がある
コイル(=スプリング)マットレスです
コイルマットレスには
一般的に約10年の耐久性がある
と言われていますが
- スプリングに使われている線材(硬鋼線、ピアノ線)の質・数
- 詰め物の量・質
- 生産国
- 使い方
によっても寿命は大きく変わってきます
良質のコイルなら10年でも劣化は少なく
へたる原因は、主に詰め物(ウレタン)だとか
湿気の多い日本で、かつ
寝ている間にコップ一杯の汗をかくなら
通気性も大事な要素です
通気性が悪い素材、構造だと
へたる前に、カビやダニに悩むことにも
また
ホテルで多く採用されているメーカーも
種類が違えば価格も寝心地も違います
有名メーカーのものだから大丈夫…ではないんですね
新素材のマットレスにも
耐久性や通気性に優れているモノが
多く出回っていますが
メーカーや宣伝に迷わされることなく
マットレス内の構造を知った上で
選ぶことが大事だと感じます
しかし、2017年3月以降
全日本ベッド工業会により
マットレス内部の性能、品質に関わる
情報の表示義務がなくなっています
中身の見えないマットレスなので
マットレスの断面図を表記しているなど
安心できるメーカー、お店を選ぶのも大事です
わが家のマットレスは
- Sealy(シーリー) モノグラム6000 廉価版※
※メーカーが普及の促進などを目的として、価格を通常より低く抑えた商品 - 東京スプリング アワーグラス アールグレイ
※子供用に追加購入
2006年購入の
Sealyのマットレスは
独自技術のポスチャーテックコイル
18年目の現在もへたりは感じていません
ベッドフレームの選び方
こだわって選べば
買い替える必要の無い
一生モノになります
- 天然木
- 脚付き
- すのこ床板
天然木
素材に無垢材を使用したモノなら
プリント合板のように剥がれたりせず
経年変化も楽しめます
脚付き
床からの高さが10cm以上あれば
お掃除ロボットが入ります
高さの無いローベッドは
部屋が広く見える効果がありますが
- 寝起きが楽
座った状態から立ったり寝たりできる - 冷え対策になる
床からの冷気を避けられる - アレルギー対策になる
床から30cmに滞留するハウスダストを避けられる
といった
ベッドのメリットを感じにくくなります
ベッドフレームとマットレスを
合わせた高さが
椅子の高さと同じくらいだと
動作が楽です
わが家のベッド高は、50.5cmです
- ベッドフレーム 25.5cm
- マットレス 25cm
すのこ床板
スプリングマットレスの構造自体
バネが加重により伸縮するので
中の空気は頻繁に喚起されますが
すのこにより通気性が更に良くなります
わが家のベッドフレームは
- ドロアータイプ引き出し付き
↓ - 天然木 ブラックチェリー材
に買い替えました
モノと向き合ったことで
収納が不要になり
脚付き・すのこ床板にすることで
通気性も良くなりました
最初から選びたかった、おそらく一生モノです
すのこだからカビが生えない
という訳ではないので
時々、マットレスを立てかけておく
といったメンテナンスは必要です
まとめ
ベッドのメリットと選び方
仕事で忙しく
家には寝に帰るだけという人にも
ミニマリストで
極力モノを持ちたくないという人にも
睡眠の質には
こだわる価値があると感じます
寝るだけの部屋なんてもったいない
と考えたり
寝室にしている部屋はあっても
他にモノをたくさん置いている人にも
改めて
寝るためだけの部屋を持つことを
考えてみるきっかけになれば幸いです