お客様用にしている食器があるわ
そんなに泊りに来ないけど、客間に布団は準備してるのよね
このような人に向けた内容です
ついのすみかづくり(@tsuinosumika15)
整理収納アドバイザーの akemiです
日々の暮らしが日常なら
たまに迎え入れる
お客様がいる空間は非日常です
お付き合いの頻度や度合いによって
応対や考え方は異なりますが
暮らしは
そこに住む人を一番に考えるほうが
毎日がはるかに快適に
そして、満足して暮らせます
その上で、来客に対しての
モノの持ち方・考え方をご紹介します
客間
家を買う時、建てる時
間取りを考える時に
身内が遠方に住んでいるなら
来られた時に、泊まれるように
和室のひとつも必要かと
考えるかも知れません
もしそれが
年に1度あるかないかなら
限られたスペースを
- クローゼットにしたり
- リビングを広くとったり
もっと暮らしが楽になる空間にする方がいいはずです
有り余る空間があるのでなければ
住む人の毎日の暮らしを第一に考えた
間取りにする方が後悔がありません
たとえば
祖父母が孫に会いに来た時
を考えていたとしても
ライフステージの変化で
状況が変わることはよくあることです
祖父母もいつまでも若くないし、孫もずっと小さいわけじゃないからです
また、部屋の用途があいまいだと
日常のつい置き、仮置きしたモノで
いつの間にかいっぱいといったことにも
普段使わない部屋にも
換気や掃除は必要です
みんなで集まる時は
ホテルや旅館に泊まる
という選択肢もあります
それでも必要だという場合には
スクリーンウォール
スクリーンパーティション
といった
間仕切り開閉壁もおすすめです
日常では広いリビングルームとして
来客時には仕切って寝室にと
フレキシブルに使える方法を
考えてみてはいかがでしょうか
▼ライフステージの変化にともなう、部屋の用途の見直し方について解説しています
来客用布団
客間は無くても、布団は置いてある
という人も多いのではないでしょうか
オールシーズンの布団となると
1組だけでもかなりのかさがあり
押し入れの半分以上を
占領されてしまいます
そしてなにより
管理の手間がかかります
使う前も後も干して
シーツやカバーを洗う必要があります
それをしていない布団には
ダニがいたり、湿気臭かったりでは
せっかくのもてなしも台無しになります
必要な時は
レンタルしてみてはいかがでしょうか
もちろん
その都度、費用はかかりますが
- スペース
- 管理の手間
を考えれば十分価値があると感じます
▼他にも「借りる」をおすすめしているモノについてご紹介しています
家具
たとえば
普段は夫婦ふたりの暮らしなのに
帰省した子供や孫と食卓を囲むためにと
大きなダイニングテーブルや
住む人の数より多くの椅子を置いてしまえば
毎日の暮らしには
不便だったり、邪魔になることがあります
- 動線が悪くなったり
- 掃除の手間がかかったり
- モノの置き場所になってしまったり
床置きしていない片付いた空間なら
テーブルや椅子が無くても
もてなすことは出来ます
また、喫茶店や外食など
外で、という選択肢もあります
大は小を兼ねるという考えは
日常の暮らしには適さないことも多いです
買い替えも、処分も大変な家具は
住んでいる人に合わせた大きさ・数で
非日常に合わせないことが大事です
来客用食器
高級ブランドの食器はお客様用
と考えている人は
意外と多いのではないでしょうか
日常使いの食器では失礼になる
と考えているなら
日々使う食器こそ
いいモノを使う暮らし方
にしてみてはいかがでしょうか
来客用も自宅用も同じモノにすると
食器を別に準備する必要が無いので
収納場所に悩むことなく
日々の暮らしの満足度も上がります
それでも
来客用は別に準備する方がいい
と考えるなら
収納の仕方を意識しましょう
来客用として、かごやケースに入れ
普段使いの食器とは分けることで
日常の食器が出し入れしやすくなります
収納場所は
来客の頻度にもよりますが
使用頻度が低いなら
多少取り出しにくい場所でも大丈夫です
まとめ
来客用のモノの持ち方・考え方
日頃から人が集まる暮らしなら
それが日常なので
モノの持ち方考え方も変わってきます
ライフステージの変化によっても
暮らしは大きく変わるから
自分自身の日常を大切にすれば
これから先、歳を重ねても
ずっと心地よく暮らせるのでは
と感じています