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「終活するって縁起が悪いの!?」やっときゃよかった3つのこと

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六十路すぎ代

「終活」って死ぬ準備みたいで気が乗らないわ

面倒だ代

「終活」なんて、若い私には関係ないわ

このように感じている人に向けた内容です

ついのすみかづくり(@tsuinosumika15)
整理収納アドバイザーの akemiです

自分の老後のための老前整理に加えて
残される家族のためにするのが生前整理

いわゆる、老い支度することを
終活と呼びます

中には
死を連想させる終活を
縁起が悪いと感じる人もいるかもしれません

しかし、人には必ず寿命があって
いつ訪れるのかは誰にも分からないもの

だからこそ、老後に限らず
安心して暮らすための準備は
どの世代であっても必要だと感じます

私自身、50代になり
2年前に父を見送った経験から

この記事では、今と未来を
自分や家族が安心して暮らすために
具体的にやっておきたいことについて解説しています

目次

書類整理

重要書類、特にお金に関するものは
夫婦・家族間であっても
きちんと管理しておくことが必要です

銀行口座

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取引金融機関の一覧表を作っておくなど
分かるようにしておくことが大事です

なぜなら

  • ネットバンキング
  • 大手銀行のWeb通帳

など、ペーパーレス化が進み
自分以外が確認することが困難になっているからです

IDパスワードでの管理は
自分が使っている時は便利ですが

万が一、何かあった時には
セキュリティーの問題で
他の人が調べるのはかなり大変です

スマホの画面すら開けないことも

口座の存在に気付かないまま
何も手続きをしないと

預金は預金保険機構に移管され
その後NPO法人などの民間団体が行う
公益活動に活用されることになります

凍結された口座から
預金を引き出す手続きは、複雑煩雑
です

口座引き落としにしているものも
引き落とせなくなります

そう考えると
取引銀行はメインとサブといったように
シンプルにしておくのがいいでしょう
使っていない口座は解約しておきましょう

クレジットカード

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ガスや電気などの公共料金、通信費など
固定費をクレジット払いにしている人も
多いのではないでしょうか

名義人が亡くなり、カードが解約になると
他のクレジットカードに変更が必要です

その時
家族カードは一緒に解約になるため使えません

そういったことを考えると
自分名義のクレジットカードは
1枚は必要だと思います

高齢者でも
年金は安定収入として認められるため
60代、70代でも発行は可能ですが
80歳を超えると難しくなるようです

一方で、年会費が無料だからと
何枚も持っていると、それだけ
解約の手続きに手間がかかります

保険

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保険金や給付金は
自動的に支払われません

受取人が請求して
初めて支払われる仕組みのため
加入した本人はもちろん
家族も知っておく必要があります

契約内容は、ライフステージの変化と共に
不要になるものもあるので
節目には見直すことも大事です

入りっぱなしではなく
保険内容も、改めて確認しておきましょう

いざ必要となった時に請求出来るよう
保険証券の保管は大切です

有価証券

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株や債券、投資信託など
所有したまま逝去すれば
相続財産となります

故人名義の口座のままでは
売買や換金が出来ません

相続人の証券口座へ移管が必要になります

銀行と同じく、ネット証券も多いので
取引証券会社の一覧表を作っておくと安心です

不動産

不動産画像

不動産を所有していると
必ずかかるお金が発生するので
先のことを、しっかり話し合っておくことが大事です

自分名義の持ち家には
固定資産税

マンションであれば
修繕積立金管理費もかかります

所有者が亡くなれば
相続人が決まるまで(名義変更するまで)
相続人全員に納付義務が発生します

法定相続人は、配偶者は常に相続人になり
血族には優先順位があります
1位 子ども
2位 父母
3位 兄弟姉妹
※1位の人がいれば2位以下の人たちに相続権無し

2020年に法が改正され
3ヵ月以内に
現所有者の申告が義務化されました

また、2024年4月1日からは
相続登記も義務化されます
※正当な理由がなければ罰金が発生

家を売却する場合にも

  • 登記事項証明書/不動産の権利書
  • 戸籍謄本
  • 除籍謄本・改製原戸籍
  • 住民票・住民票除票
  • 印鑑登録証明書
  • 固定資産税納税通知書 など

名義人の書類が必要になります
きちんと変更されていないと
売りたくても売れないといったことに

相続なんて資産家じゃなければ関係ない
と考えていませんか?

お金に関するもの多くが
相続(税金)に関わります

相続通知画像
きょうだい全員に届いたお知らせ

どんなに仲が良くても
お金が絡めばトラブルに発展することも
無いとは言い切れません

残された人が困らないように
考えておく必要があります

リストとは別に、IDとパスワードを管理するなど、セキュリティーにも配慮した管理が必要です

▼書類整理について解説しています

モノの整理

暮らしに欠かせないモノも
自分には必要でも、そのあとのことまで考えることが終活には必要です

思い出

アルバム画像

写真や手紙などは
なかなか捨てられないモノですが

自分が管理出来なくなった時
どうすべきなのかを
考えておくことは必要です

たとえば
自分の結婚式のアルバムなど
家族は処分に困らないでしょうか?

誰のために残しているのか
を、考えてみましょう

子どもの写真なら

  • 子どもに持たせるためなのか
  • 自分が見て懐かしむためなのか

すると
どれくらいの量を
どんな形で残したらいいのか
見えてくるのではないでしょうか

▼思い出との向き合い方について解説しています

家具

婚礼箪笥画像

大きな家具の代表である婚礼箪笥
クローゼットが主流の現代の暮らしでは
不要になっています

大きな家具は
引き取り手が無ければ
処分するのに手間お金もかかります

ライフステージの変化で引っ越す場合にも
物件の選択肢が狭まってしまうことにも

そういったモノと向き合うことで
どんなに自分には思い入れのあるモノでも

その後を考え、処分することも含め
検討することが必要かも知れません

定期健診

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どんなに先のことを考えたって
健康な身体がなければ、意味がありません

食生活や生活習慣の乱れが引き起こす
糖尿病はとても怖い病気です

  • 生活習慣病予防
  • がん検診
  • 歯科検診 など

積極的に受診し
身体をメンテナンスしましょう

会社勤めなら
健康診断は、基本無料で受けられます
配偶者まで負担してくれる企業もあります

お住いの市町村の保健所では
生年月日に応じて
無料の検診・接種などが受けられます

定期健診は受けても
再検査は放置では受けた意味がありません

早ければ薬で予防出来る時代です

まとめ

終活画像

終活ですべきこと

片付けの基本である
モノの持ち方を意識し
楽に暮らせる空間を作っておけば

「終活」という言葉に
踊らされ、身構える必要は
それほどないのではと感じます

暮らしを整えておくことに
早すぎるということはありません

むしろ、この先ずっと
安心して楽に暮らせます

あえて「終活」という言葉を使うなら
それは、より充実した人生を送るためにあるのではないでしょうか

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